どうして講師養成をしなかったのか?
教室をしていた頃、
次の事業展開を考えたときによく言われたのが
「講師養成をすればいいのに。お免状とか発行すれば?」
と。
これ、結構な人に言われたものの、どうしてもそっちに舵を切る気にはなれなかったのです。
それが自分のしてきたことで新たな収益源になるとわかっていても。
それはなぜか。
私と同じものを作れるようになっても、教えれるとは限らないから。作る能力と教える能力って明らかに違いますから。
あとは、内容。
少子化やITの普及で、いろんな常識が覆されてきたけど、
それは家庭製菓や料理でもあって、
私がお菓子作りを習い始めた頃と今では
「お菓子のスタンダート」「基本のお菓子」自体が違うし、
基本配合の量も違う。
※習い始めた頃は直径21センチがスタンダードだったのがいまはそれの約半分の直径12センチ前後。
なので、
自分のレシピ自体が何十年も受け継がれる価値があるとは思えなかった。
その思いは今も変わらないし、
やっぱり自分の教室の講師養成に舵を切らなくて正解だったと思う。
一方で
もし私と同じコンテンツを提供するのではなくて、
その人の伝えたい・教えたいコンテンツで教室を開くとしたら
という観点でなら伝えたいことや教えたいことは山とありますw
むしろ
そっちのほうが大事だし、
それを知って身につけておけば
この先どんなことがあっても柔軟に対応できるし
楽しく続けながら収益化もはかれるとは思っていて。
それにニーズがあればやってみたい気もするけど、
はて、それ、どこでどう発信すればいいのかしらん。。。