ポール・ルーベンスの水彩を試してみました。
先日、画材やuvレジンを取り扱っているLIGHTWISHさまから新商品をいただきましたのでご紹介させていただきます！
使った事が無い画材だったのですが、以前他の方がこの絵の具の違うシリーズを使用しているのを目にした事があり、とても気になっていた画材でした。
お試しさせていただいた画材は「ポール・ルーベンスの24色セット」の水彩絵具。2024年５月に発売した水彩セットです。
ピンクの可愛いアルミ缶に入っており、ポール・ルーベンスの目のロゴがさらに大きく印刷されたオシャレなデザイン。
まず、色が好みすぎで見た瞬間に心がときめきました・・・。
実は色違い２種類あり、もう一つは黒のケースで、ゴールドの模様。
こちらもとてもオシャレで、黒にハマっていた学生の時だったら絶対にこっちをチョイスしているぐらい、めちゃくちゃ可愛いデザインでした。
試してみる前に少し調べたり、担当者の方にも教えていただきました。
ポール・ルーベンス（Paul Rubens）は、主にアートやデザインの分野で使われる高品質な画材を提供する中国のブランドです。
特に、水彩絵具や油絵具、アクリル絵具、色鉛筆など、さまざまな画材製品を展開しているそう。
ブランド名「ポールルーベンス」は、17世紀のバロック期に活躍したフランドルの画家、ピーテル・パウル・ルーベンス（Peter Paul Rubens）に由来しています。
ポールルーベンスの画材は、品質にこだわった製品づくりを行っており、伝統的な石臼挽きの道具や、手作業による顔料の加工方法にこだわっているとの事です。
また、過去の似たような画材を調べていると、缶のデザインにこだわっているようで、全てラメで統一した可愛い絵の具セットなどもありました。
パッケージなどの見た目のデザインにもこだわっているようですね。
今回は動画から抜粋させていただきます。
（※私のyoutube動画はシェア大歓迎です。たまに、動画だけダウンロードして、転載されている事があるのですが、元の動画をそのままシェアしていただけると嬉しいです。）
この画材はのサイズは、23.29 x 8.71 x 3.2 cmでコンパクト。筆箱のような感じです。
今回の水彩セットは、中を開けるとこんな感じです。
２４色の絵の具は可動式ハーフパン。
取り外し可能で開けるとパレットにもなっています。
絵具とパレットが一体となって絵の具もたっぷり入っているので、外出先で絵を描く必要がある時は、筆だけ持っていけばいいという部分もすごく助かります♪
むしろ可愛くて外で使いたい・・・。
このセットの魅力は、透明感のある色から不透明な色まで幅広く揃っているところでした。写真ではわかりづらいですが、白以外は幅広く入っているので、色には困らず表現できそうです。
動画ではもっとリアルな色が確認できますのでぜひご視聴ください。
Naples yellowやLemon yellowのような明るい色から、Cadmium Red LightやPerylene Maroonのような深みのある赤、Dioxazine VioletやIndigoといった美しい紫、青、バリエーションが豊かです。
私の好きなブルー系統の色も幅広くはいっていたので大満足。
濃淡も簡単に表現でき、１色の絵の具でも奥行きのある作品が表現できそうでした。
特に（下の画像参照）左の下から３番目のDioxazine Violet（ジオキサジンバイオレット）塗った瞬間、「黒かな？」と思ったのですが、水でさらに薄めていくと綺麗な紫が表れて感動しました。
＜入っている色＞
Naples yellow (ナポリイエロー)
Lemon yellow (レモンイエロー)
Cadmium yellow Light (カドミウムイエローライト)
Chromium yellow Hue Deep (クロムイエローディープ)
Chromium orange (クロムオレンジ)
Cadmium Red Light (カドミウムレッドライト)
Perylene Maroon (ペリレンマルーン)
Quinacridone Rose (キナクリドンローズ)
Quinacridone Maroon (キナクリドンマルーン)
Dioxazine Violet (ジオキサジンバイオレット)
Indigo (インディゴ)
French Blue (フレンチブルー)
Berlin Blue (ベルリンブルー)
Phthalo Blue (ファロブルー)
Translucent Turquoise (トランスルーセントターコイズ)
Oriental Green (オリエンタルグリーン)
May Green (メイグリーン)
Cobalt Turquoise Dark (コバルトターコイズダーク)
Olive Green Dark (オリーブグリーンダーク)
Earth Yellow (アースイエロー)
Burnt Sienna (バーントシェンナ)
Venetian Red (ベネチアンレッド)
Brown Umber (ブラウンアンバー)
Ivory Black (アイボリーブラック)
最後に作品を塗って試してみました。
薄く塗り、乾いて何度も上から塗っていきました。
色が薄くても、乾くと色が重なった部分が凄く綺麗で感動しました。
こんな感じで作品が完成しまいた。
薄くのばしても、とてもきれいな色が表現でき、すごく感動しました。
まだまだ、使いこなす必要はありそうですが、ぜひみなさんにも体験して欲しいな～と感じました。
塗っていて難しかったのは、まだどの色がどんな表現が出来るのか記憶に叩き込まれていないので、パレットから色をとる時に「どれにしようかな～」とかなり迷っていました。（パレットの中では、グリーン、ブルーなどがほぼ黒っぽく見える。）
でも、この辺りは数回使っていくと、クリアしていくと思うので特に問題なさそうです。
最後に、ポール・ルーベンスの水彩絵具は、色の表現はしっかり出来き、お値段も6000円ほどで24色入っているので、高すぎず初心者で初めてみたい方から、プロの方まで使いやすいセットだと感じました。
色の美しさに加えて、この可愛い缶に収まっているので、使うたびに楽しい気持ちにさせてくれます。
新しい画材に挑戦してみたい方や、水彩入門中のお友達やご家族の方へのプレゼント。どなたでも手に取っていただきやすい画材だと思いますので、気になった方はぜひリンクをご確認ください♪
最後までご覧くださりありがとうございます！