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出店レポート| Handmade In Japan Fes 2024

7/20・21とHandMade In Japan Fes (以下HMJ)に出店。
東京へ出店を始めてから約2年。HMJへの出店も6回目になりました。

今回、意識をしたことは接客。
初めましての人に声を掛けるのが得意ではありません。(精神的コストが高い)
でも、お客さまと話すことが苦手な訳ではないと思っています。

話しかけなくても、作品の魅力が伝わるには…
お客さまから話したくなるような工夫はできないか…
そんなことを考えながら、当日を迎えました。


作った想いを言葉にする


実践してみたことは、POPを置くこと。
作品についての説明ではなくて、作り手の想いを伝えるような内容。
制作のキッカケになったことや、作品に込めた想いを喋っているような文章で書きました。

カフリンクス【moon】
新月をモチーフに…
こだわりポイント 「無着色の木」
なぜスーツアクセサリー?

POPを置いたことによって、作品の魅力が伝わったのか...あまり実感はありません。
ただ、作った想いを言葉にするのは大切だな~と。
言葉にしたことで作品への愛着が強くなった気がします。
あと、ストーリーや想いを面白がってくれる人が多いことに驚きました。

こちらから情報を発信するコミュニケーションの量は増えたと思います。
けれど、お客さまに話してもらうコミュニケーションの量が増えていない。
次は、お客さまが話したくなるような仕掛け・仕組みが必要かな…と。


使ってもらえている実感が「たまごち」


「たまごち」とは魂のごちそうの略。お客さまからの「ありがとう」です。

今回のHMJで「たまごち」をもらえた嬉しいエピソードがありました。

4月に蝶ネクタイをネットショップで購入してくれた方から
「結婚式で使わせていただきました!ありがとうございました。」とお礼を…
さらに、結婚式の写真も見せてもらってすごく嬉しくなりました。
僕が出店していることは知らずにイベントに来ていて、たまたまブース見つけて声をかけてくれました。
実際に使ってもらえていると実感が得られるのは、僕にとっての「たまごち」だな…と。

購入していただいた蝶ネクタイ

買ってくれた人の笑顔


もう一つ印象に残ったできごとが…
7~8歳くらいの男の子が赤色の蝶ネクタイを買ってくれたんです。
しかも海外の方!
カタコトの英語でなんとか接客…
一度ブースから離れていったけど、男の子がもう少し見たそうにお父さんを呼び止めて戻ってきてくれた。

試着してみたいと、首に巻いてあげたら気に入ってくれたみたい。
蝶ネクタイを渡したら、箱を開けて嬉しそうに手に持って眺めている姿が印象に残っています。

kidsサイズの蝶ネクタイ


おわりに


僕にとって対面販売は直接「たまごち」がもらえる場。
得意じゃないなら、得意な人に任せれば...とはしたくない。
得意じゃない「接客」を、自分の得意で補えるようなチューニングを考えていきたい。

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