湖北の風景10 太尾山 学校山展望所
※次男がサワガニとたわむれる「保育園のお迎え」という名の「ハードな夕方散歩」
たまたま、一年生の長男をお供に次男をお迎えに行ったときのこと。
いつものように神社をさまよっていると
「ちょっと、こっち行ってみよ」と長男が登山道のほうを指さします。
山道にビビり、手を離すと泣きわめく3歳の次男を母はひっぱりながら突然の登山、スタートです。
追記
有言実行。
後日頂上まで、登ってきました。
開けた眺望。かわいいお供。最高。
太尾山(ふとおやま)
散策ルート 学校山展望所
今日は山の中腹までの登山ですが、低い松が茂る山道の眺望は開けていて
琵琶湖とそこへ沈む夕日を望むことができました。
森林浴効果もあり心が洗われるようです。
神社や仏閣があるところは縄文人にとっても何らかの聖地であった可能性が高いというのを本(※)で読んで、
あと、岡谷公二先生の神社の起源論の中で、「古い神社には古墳がセットでついてる」という説も支持してて、鳥居や拝殿以外も意識して見ています。
この太尾山、
琵琶湖を見下ろせる、清らかな水の湧く山麓に古代の人は霊力を感じたのかもしれません。
そんな痕跡を感じられるかとワクワクして登りましたが、残念ながらそういうのは子供を引っ張ってでは難しそうです。
(日頃の散歩の成果か、足腰はまだ大丈夫でした)
でも子供と登山できる日が来るなんて、私の夢が叶ったようで嬉しい。
「次はお弁当持って登ろうね」と長男とのかわいい約束をこぎ着けました。
お前を私と同じ趣味に引きずり込んでやろう、母はほくそ笑みます。
※「縄文の神 よみがえる精霊信仰」戸矢 学
・速玉=隕石
・ミシャグジ=さ・くち 裂けた口(活断層)
・硯石=生け贄の血を溜める石(神社の手水に名残?)
など斬新な考察が面白い一冊。
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