お酒草紙9 ノンアルという仮想陶酔
※ヘッダーはよみん様よりお借りしました。感謝。
人生で大事なコトはだいたいゲームとお酒から学んだ、アトリエトモコです。
ロングバージョンの歌詞では、ささいなことが紛争の火種になったり、あらぬ嫉妬が頭をよぎったりしつつも、キミへの信頼回復に努めたり。
頑なすぎるマニフェストよりも平凡な愛の形を模索しながら、いい夢だけを・・・それがボクたちの公約さ。という、政治とからめた歌詞が斬新な甘やかなシティ・ポップス。
・・・ここのところ暑いので(?)昔の音ゲー曲、なつかしいなぁと思い出していました。(音ゲーの話はまたいつか)
あの日、一生一緒にいてくれゃなんて言った手前、申し上げにくいのですが、時にはマニフェストを撤回したくなるのが、人生ですね。
若さゆえの高潔。そんな時期もあった。しかし、イデアだけでは生きていけないことに気付いたら、いさぎよく認めてしまいましょう。ノンアルコールを!・・・まがい物~ノンアル~でも良い、自分を。
それはゲームという仮想現実に夢中だった若き日の自分にも重なります。
リプレイ・リプレイ・リプレイ・・・でも、どこまで行っても、ヒトは人生というゲームの掌の上なのです。そして、そんな無駄をド真剣に生きていた自分もどこか誇らしいのです。
「ハヴ・ア・ナイス・ゲーム」
※で、なんの話でしたっけ。
これより先、お酒に関する食レポ以下の、個人的な感想をとめどなく書いています。もし何かの参考になれば幸いです。
※知能指数の太ったスマートなnoterさん方は十分思慮深い方ばかりとは思いますが、決して飲酒を肯定するものではありません。
お酒は楽しく適量を。(今日はノンアル)
・オールフリー ライムショット(サントリー)
昔、ノンアルコールビールはマズかった。
そんな、マズい、ニセモノ感、という先入観をアップデートできぬまま、ノンアル=エセビール=マズイと思っていたのですが。
ライムショットの名前と、グリーンのデザインと、ライムの爽やかなイメージに惹かれて飲んでみました。
ビールとレモンサワーを足して2で割ったような爽快感。
ライムの酸味とほのかな甘みがいいアクセントになっていて渇きを潤してくれます。
氷とライムを入れてカクテル風に飲むのも身体が冷え冷えに冷えて乙。
帰宅後のショットは、ライムショットで十分だったわけです。
(500mlを箱買いした)
・グリーンズフリー(キリン)
かくしてノンアルの良さに気付き始めたわたくし。
「3種のホップ香る 爽やかな味わい」
キリン「晴れ風」の軽やかさが好評ですね。
あれが美味いなら、ノンアルもさもありなん。グリーンだし。
3種のホップが、何のホップなのかは不明ですが。香りが豊かなので
思わず、飲む前にグラスの前で深呼吸したくなる。
そう、香りだけで、もう晴れ風を飲んだ気分なんですよね。
目が合っただけで、両思いだと勘違いするみたいな。
・オリオン クリアフリー(オリオンビール)
オリオンビールが好き。特に夏はいいですね。
こちらは沖縄県産素材にこだわったノンアルコールビール。
苦みや甘みが少なく、のどごしに振った潔さと、後味のミネラル感。
硬水が好きなんですね。
水が合うというか。太古は海だったという伊吹山系の石灰岩質の水で育った人間には、珊瑚礁が育んだ硬水も合う。育った環境の水の硬度は、アイデンティティに関わるんです。(と、勝手に思っている)
※どれくらい硬水だったかというと、お風呂のボイラーに軟水化の塩?を入れていた感じ。余談ですが。
・・・アイデンティティはともかく、夏のBBQに気兼ねなく飲めるライトさ。
あまり多くのスーパーには置いていないのが難点。(ベ○シアで購入)
・スタイルバランス ハイボール ノンアルコール(アサヒ)
ノンアルコールという、まがい物で救いとご自愛を。
これも箱買いしています。ハイボールテイスト。それはかぐわしい(ケミカルな)樽の香り。強めの炭酸・・・疲れた脳と乾いた喉には、ハイボールに思えてくるという・・・ヨレヨレな大人にぴったりなノンアル飲料。
これを2本ほど流し込めば、休肝日になるというわけ。
酔いのだるさはないが、寝るときにオフになっていない脳に気付いてソワソワする、愕然。仕方なくストレッチでもして寝る。そんなヘルシーな平日の夜。
スタイルバランスという名前の由来かと思われる、食事の脂肪や糖分の吸収を抑える+αのメリットがうれしい機能性炭酸飲料。ただし効果は私の身体では不明。
写真右の明朝体の方が旧、左のゴシック体が現行バージョン。
旧の方が甘みが強くてコクがあった気がする。新はすっきりしていてさっぱりした感じ。
※以上、長文になってしまいましたが、読んで下さり、ありがとうございます。みなさまの気になるノンアル飲料はありましたか?
まだまだノンアル歴が浅いので、おすすめがあれば教えて下さいね。
ノンアルなんて、酒を買わそうとする酒造会社のインボーだ。と思う方もいらっしゃるかもしれません(誰によって?要出典)
しかし、趣向を凝らしたノンアル飲料が生み出されて、われわれの「飲む」選択肢が広がったのはありがたいことです。
それは多様性の尊重みたいな風潮にも繋がります。飲める・飲めない民の断絶に心を痛めている問題にも福音かもしれません。知らんけど。
世知辛い世の中。
愛では腹は膨れない。ノンアルでは酔えないけれど。
人生というゲームは楽しんだが勝ち、だと思っていますよ。
(しかし、ノンアル飲料を、昼間とか、車の運転しながら飲んでるとちょっとアレなのは、なんででしょうね。)
・おまけ
盆ヴァイツェン(長濱浪漫ビール)
盆梅展の時期を逸してしまいましたが、名前が最高。ネタに走ったかと思いきや。梅の酸味が爽やかなフルーツビール風。これはノンアルじゃない。