湖北の風景4 出雲井と伊夫岐神社
※姉川合同井堰(出雲井)と伊夫岐神社を見に行きました。
桜が咲くすこし前。
※出雲井(いずもゆ)
滋賀県に出雲?と思われるかと思いますが
湖北には古代、出雲人がこの地を開拓・灌漑したという伝説が結構あり、農地や製鉄の原料を求めたのではないかとも思っています。
※伊夫岐神社の祭神
伊冨伎大神、須佐之男尊、多多美比古命(鍛冶神)他
一時、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)も祀られていたようです。
ヤマタノオロチとはご存知、スサノオに退治された神話のクリーチャー。
ヤマタノオロチ神話を製鉄系異民族の討伐ととるなら敗者側の祀った神か、敗者そのもの。
ヤマタノオロチ退治を洪水対策ととるなら水のタタリ神の封印ということでしょうか。
個人的に製鉄民=出雲リスペクトにロマンを感じます。