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大雨警戒
※今日から6月ですね。
そして明日は大雨予報。
お庭では、
お隣に侵食しようとしていたので、
剪定した紫のクレマチス「トリカトレイ」
濃い紫に黄色の雄しべ。5枚のがく片。
迷いない美しさがありますね。
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クレマチスで殺人事件とはいかなさそうですが、
体の小さな鳥たちには禁忌なので、
噛まれないようにトイレにでも飾りましょうか。
今日はシンクで水浴びしてくれたしろちゃん。
ハリネズミのような水浴び後の姿がたまりませんね。
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飛び立つ寸前です
「今宵、家族と笑っている人々も、
まさか明日自分が濁流に飲まれるなんて思ってもいないだろうね」
いささか不謹慎な表現ですが、
油断大敵、自分だけは大丈夫だろうみたいな慢心への戒めとして肝に銘じています。
大雨の予感。みなさまお気を付けて。
そんな日は「白骨の御文」より。
「人の一生は儚い。だれが100年も生きられるだろうか。
朝は元気な顔していても、夕方には骨になっているかもしれない
念仏を唱えて阿弥陀仏に深く帰依しましょう。」
念仏云々はともかく、
信じるものがある人間は簡単に折れない。
「おつとめ」と称してお寺でお経を読んでいた日曜日の夕方。
浄土真宗の村が故郷です。
今風に言うと、宗教二世?
二世どころではないか。代々。
お経を諳んじられるのは、なぞに自慢だったけどね。
「白骨の御文」のこの部分は子供ながらに怖かった記憶があります。
朝には紅顔ありて夕には白骨となれる身なり。
すでに無常の風きたりぬれば、即ち二つの眼たちまちに閉じ、一つの息ながく絶えぬれば、紅顔むなしく変じて、桃李の装いを失いぬるときは、六親眷属あつまりて嘆き悲しめども、さらにその甲斐あるべからず。
〈現代語訳〉
朝には血色の良い顔をしていても、夕暮れには白骨となる身であります。
もはや無常の風が吹いてしまえば、たちどころに眼を閉じ、一つの息が永く絶えてしまえば、血色の良い顔がむなしく変わってしまう、桃やすもものような美しい姿を失ってしまえば、すべての親族・親戚が集まって嘆き悲しんでも、どうする事もできません。
重ね重ね、みなさまお気をつけて。
明日も明後日もお元気でお会いしましょう。