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マスクと「超人」とトーマス

※素敵なトーマス写真をお借りしました。
コロナ3年の節目なので、
今後マスクを外せるのかというテーマについて書きましたが。
チキンのくだらない逡巡を読んでくださりありがとうございます。

今マスクを外して堂々と歩いていける人達というのは

・花粉症じゃない
・免疫力がある
・感染させたら困る近親者がいない
・笑顔が眩しい


・・・ってよくみたらシワあるし歯きたねぇな。
ウソです。
そういう方は美容もオーラルケアもちゃんとしてる。

「超人」ですね。ニーチェの言うところの。
(よく知らないけど)
煽っているわけではありません。
まぶしくて、うらやましいのです。

コロナ禍において(特に初期)
パニックに陥った烏合の衆(ニーチェのいう「畜群」)は
あらゆる差別や偏見の理論武装で
感染者やルールに従わない者を魔女狩りし続けました。(しかも多くは匿名で)

死の恐怖に支配された凡人は心を安定させるためにそうするしかなかった。

もちろん凡人代表、私も潔白ではないです。
感染するような人はフラフラ遊んでるからやないの、とか。
満員電車から帰った夫が赤子に触るとブチギレたり(笑)

殺菌・消毒は大事ですけどね。
それはみんなこの3年で十分学習した。

不安に駆られ他人を妬み攻撃するような蒙昧な民にはならぬよう。
この過ちを繰り返さないよう。
時代は繰り返すと言うけれど、この記憶があるうちは風化させないように。

マスク外す人も外さない人も
それぞれの意志が尊重され
妙な差別意識が生まれませんように。

そう願うのです。
(珍しくマトモなこと言ってる)

でなんでトーマスかって。

ある話でテレンスという農作業用トラクターに会って、トーマスが嫌味たっぷりに煽るんです。確かこんな話・・・

トーマス「畑耕してて君の車輪ってかっこ悪いね」
テレンス「これはキャタピラ!俺はどこへも行けるんだぜ」
トーマス「あいにく、ぼくはどこへも行きたいとは思わないね!線路が好きなんだ!」
テレンス「」

トーマス強い。
まあ、あとで雪でスタックしてテレンスに助けられ、ごめんなさいするんだけど。
違う立場の人を尊重できるといいって教訓でもあり、
皮肉屋だけど敷かれたレールを走る自分を誇ってるトーマスかっこいいなと思ったので印象に残ってて。
なので今度から自信を持ってこう言おうと思います。

「あいにく、ぼくは外したいとは思わないね!マスクが好きなんだ!!」
(うーん、暑くなってから考えます)


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