秋の消滅 Autumn Vanishes
※格好つけてタイトルを書いてみたけど。
きょうび、四季じゃなくて「二季」という人もいますね。
ある休日の会話より。
『今年は秋がなかったですね~
暑いと思ってたら、いっきに冬になっちゃって。』
ってドヤ顔で言う人がいるけど(職場のおじさん)なんなん?
(お住まいの地域にもよるだろうけど)
季節を感じることができない、こういう方ってなんなん?
そもそも秋が心地良い、自然が優しいものだなんていつから錯覚していた?
自然なんて、さいしょっから、「暑い・寒い・死ぬほど寒い」の三択よ。
厳しい自然の中にも、美しさを見いだすゆとりこそ季節を愉しむ心よ。
木々は紅葉し、作物は収穫される。
日々季節は変化しているのにきみの目は節穴か?
と、ある休日の午前。
いつもの買い出しのためにハンドルを握り、道路脇の山々の赤や黄色の裾模様を横目で愛でながら、わが夫に悪態をついていると(一種のプロレスまたは夫婦漫才)
「トモコちゃん、日々忙しく働いていると、それは無理なんよ。
早朝のクッソ寒い時間帯に家出て、帰宅も真っ暗な深夜。
ランチタイムに外出りゃ、真夏並みの暑さ。
秋を感じている余裕なんて、ありゃしない」
・・・で、休日は寝てばかり、と。
あぁ、それじゃ季節を感じる余裕もないわけね。
そういう観点を忘れてエラそうに説教じみてごめんよ。
忙しすぎて自然を愉しむ心を亡くす。それは真に哀れなことよ。
まあわたくし、さして忙しくないから?休日のたびに元気に、子どもと外で遊んでいるわけですけどね。
まあ、なんだ。イクメン?
きみもちょっと意識して(子どもと)外に出て秋を愉しむといいよ。
外気浴はメンタルにも良いよ。(嫌味たっぷりに)
(おっと、忙しすぎて伴侶を思いやる心をなくしそうだ)
知と美を愛するnoterのみなさまは日常の中で、または色々な記事でステキな秋を愉しまれていることと思います。
わたくし、秋を感じるといえば、ヒエッヒエのレモンサワーじゃなくて、
コク深いベルギービールや、
シルクのようなメルローワインや、
琥珀色のピーティな蒸留酒の水割りの美味さを感じる夜でしょうか。
(ぜんぶ、酒かよ!)
お庭の落ち葉は掃除が大変だなと顔をしかめる風情のない奴です。
(お住まいの地域にもよるだろうけど)暮れゆく秋をいま少し愉しみましょう。乾杯!というまだ火曜日の秋雨(-Akisame-)