毒づくOLに爽快感!?
ユーツベ、とあるピアニストのストリートピアノ・チャンネル。ムチャぶりリクエストに何度も混じっていたがゆえに知る、ソノ曲。
“…『うっせえわ』って、流行ってんケ?”
ユーツベ、とあるボーカリストのカバーリング熱唱チャンネル。透明感あるハイトーン・ボイスがコノ曲をカバーする、とゆーので聴いてみる。
過激なタイトルが少々不安…
“…アトアジよろしくなさげなら…”
…即、離脱してやるー。
――と、ガラスなココロに保険をかけつつ。
気が付きゃ、完聴!?
しかも、再聴!
やがて、心酔!!
何たる迫力、何たる魅力!
興味が湧いたゆえ、恐る恐る検索してみりゃ、アハハの賛否両論。
ま、だよねぇ…歌詞が悪態三昧だもの。
タイトルからうっすら想像もしたが、まさかの全歌詞毒づく悪態の嵐。
親はコドモに聴かせたくないだろさねー。
だが、しかーし。
ココまで徹底して毒づきゃ、真逆に爽快感!?
〈勝つなら徹底的に勝て〉――生半可な勝ち方は遺恨が残る。勝つならグゥの音も出ないよう――と、古の智恵にもある。
豊臣の大坂城を完全破壊、真上に新しい大坂城を建てた徳川など…覇者の徹底ぶりは実にストイック。
しかして『うっせえわ』――世の理不尽なるシガラミにイヤ気差す、キマジメOL嬢の内なる叫びが発露した悪態の貫徹。
いまだかつて、毒づくリアル女子に接したことはないが…内なるコトバで悪態を生成していても責めるに忍びぬ、不自然・不健全な令和ニッポン。
コノ曲を創ったおヒト、その感性たるや実に鋭くピュアである。
悪態三昧の歌詞を、耳に心地よく響かせる“魔センス”もさることながら。
テンポにリズム、メロディーが見事にジブン好みっつーことで――もはや歌えるわっ!覚えちまったわっ!
そうそう、ウチの観葉葉っぱにコノ曲を浴びせまくったらどーなるだろー?
…と、興味は尽きぬ『うっせえわ』。