白昼堂々、京の小路。白刃抜きザマの水平斬り。喰らった刺客の頭頂はフリスビー然と宙を飛び、伏せ茶碗の如く店先に着床…──グロ描写なき“お茶の間時代劇”が全ての〈ヌルい脳〉、このリアルは気絶級。飛び散る手足に五臓六腑。呑気にランチるココ、池田屋も。思えば幕末、大殺戮の現場だったやに。
画像1

いいなと思ったら応援しよう!