WebデザインとHTMLコーディング:両方の知識を持っていた方がいい?|ATQの雑学
ATQデザイナーのヤノです。
これまで多くのWebサイトのデザイン、HTMLコーディング、Shopifyを使ったECサイトの構築などを手掛けてきました。
今回は、WebデザインとHTMLコーディングを1人でやる経験から、WebデザインとHTMLコーディングの両方の知識をもつ必要性について触れていきます。
結論から言うと..
個人的には、両方の知識を持っている方がおすすめです。
私自身、コーディングについての知識がまだなかった頃は、コーダーに仕様を確認してから後日返答するパターンが多かったです。
HTMLコーディングを始めてからは、その場で返答ができるようになり、デザイナー・コーダーの視点から意見を述べやすくなりました。
この経験から、WebデザインとHTMLコーディングの両方の知識を持つことはおすすめです。
基本的な制作の流れ
実際にヤノが行っているWeb制作の工程について説明をします。
今回は、クライアントと合意した制作内容から始まります。
1.戦略設計
最初にWebサイトの目標を明確に設定するために戦略設計を行います。
必要なコンテンツやコンテンツを生み出すための計画を立てることで、SEO対策やユーザーエクスペリエンスの向上にも重要な役割を果たします。
2.ワイヤーフレーム
戦略設計が完了すると、次はワイヤーフレームに取り掛かります。
実際のデザインやコンテンツを考慮せずに、Webサイトで行うことができるアクションや操作をクライアントに示します。
3.デザイン
Webデザインでは、ユーザーに心地よい印象を与えるために、ブランドイメージやメッセージなどのコンテンツを設計します。
4.HTMLコーディング
最後にデザインを実際のWebページに反映させるHTMLコーディングや場合によってはCMS構築などを行います。正しいマークアップを行うことで、検索エンジン最適化(SEO)やバグの少ない動作、高速な読み込み速度を実現することができます。
両方の知識を得たメリット
WebデザインとHTMLコーディングの両方の知識を得ることで、以下のようなメリットがあります。
1. デザインとコーディングの一体感
デザインの適用に際して生じる問題や制約を直接的に把握し、それに対する解決策をデザインの段階で考慮することができます。
また、コーディングの過程でデザインの微調整が必要になった場合も、即座に対応することができます。これにより、デザインとコーディングの間に生じるミスマッチやコミュニケーションの問題を最小限に抑えることができます。
2. クリエイティビティの拡大
デザインとコーディングが密接に結びついているため、デザインのアイデアを即座に実現することができます。デザインに対して技術的な制約を考慮した上で、より優れたユーザーエクスペリエンスを提供することができます。
まとめ
WebデザインとHTMLコーディングは、Webサイト制作において密接に関連しています。
デザイン一筋でも否定はしませんが、知識があることによってクリエイティビティを拡大し、より優れたユーザーエクスペリエンスを提供することができます。
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〈デザイナー・ディレクター〉クリモト ユウシ
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