会社員が革作家になる#1 【atelier n&】
年末が近づき仕事が落ち着いてきました。
始めまして、革作家の「atelier n&」と申します。
2024年3月より販売をスタートし、作家としての片足を突っ込むことになりました。
今回は本業の傍ら、自分の中である程度形になったなと思う商品を紹介しながら、今年一年を振り返ります。
#1 ギボシで留める三つ折り財布
一番最初に販売登録をし、一番最初に売れてくれた三つ折り財布です。
構造はシンプルですが、その分圧倒的に使いやすいです。
販売は約1年(厳密に10か月ほど)続けていますが、定期的に売れてくれるお財布です。
ギボシのお財布って以外と市販品ではな無いですし、かといって奇抜過ぎないところが受けているのかなと。
後、使用している革(MARGOT(マルゴー))が良い味を出してくれています。
革の紹介はまた、次回します。
次~
#2フラグメントケース(薄型)
上半期一番活躍(売れてくれた)してくれたフラグメントケース
個人的にも好きなデザインで、容量は限られていますが、今の時代これくらいで十分だなと思わせてくれるお財布です。
販売をしていく過程で細かいマイナーチェンジを繰り返しています。
2025年も期待はしていますが、デザイン的に進化させたいなと思う一方で、この形でも十分ではないかという葛藤。
オーダーは受けていますが、こちらのフラグメントケースは意外とカラーオーダーがほとんどなく、1色で仕上げたタイプが好まれているようです。
個人的にはハンドメイド(売り手の規模間を問わず)で購入するのであれば、世界に一つを目指して欲しいのが本心です。
「お店にはない」がハンドメイドの魅力かなと思いますので。
次~
#3ミドルウォレット
こちらは24年夏ごろに生まれた作品です。
今まで小ささや薄さにこだわっていましたが、「財布を持つ所有感」に着目しサイズアップを図りました。
手のひらサイズとはいきませんが、長財布よりは小さく、三つ折りよりかは大きい、まさに「ミドルウォレット」
今まさに個人的にも使用していますが、使い勝手は一番良いと感じています。
こちははオーダーのしがいがあるので、カラーオーダーが印象的でした。
一部紹介します。
近年は薄さ、小ささがピックアップされる中、このサイズ感に挑戦出来たのは個人的には大きなステップだったと思います。
#4マネークリップ(小銭入れ付き)
マネークリップってどこか憧れませんか?
私は高校生の頃からマネークリップを使用していました。
千円札が少ししか入っていないマネークリップ。懐かしい。
今は普段持たない量のお札を挟めるようになりました(会社員偉い)
マネークリップはスマートさがウリですが、やはり小銭入れが無いのが痛い。
小銭入れを別で持つのがやはり我慢なりませんでした。
そこで小銭入れをつけた格好になります。
これが相当使いやすく便利でした。肩肘張らないマネークリップ。そんな選択肢も良いのではないでしょうか。
次~
#5IDホルダー、カードウォレット
これはかなり売れました。感謝。
価格が手に取りやすいのもありますが、これをきっかけに他の商品を見てくれたりとキッカケの一品でした。
来年はデザイン的にマイナーチェンジを施そうかなと思ってます。
次~
#6キーケース
こちらは最後なので紹介までに。
24年最後の新作です。
サイズ感とデザインが特にお勧めですね。
後個人的にホックを革で包む「クルミホック」を初めてした。作品です。
技術的にできないなーと何となく避けていたのですが、上手くできたようです。
年内最後にステップ出来た良い作品です。
最後に
24年度ありがとうございました。
革作家としてとてもいい思いをさせていただきました。
購入をしてくれた方には本当に感謝しかありません。
レビューをつけてくれる方も多く、どれもよい評価をくれました。
作家として自信にもなりましたし、モノづくりの楽しさを実感するとても良い経験となりました。
2025年は新作の作成とSNSを頑張りつつ、やはり作家として覚悟を持つ必要があるなと感じいます。
やはり売上というのはとても重要な指針で、趣味で少し小銭を稼いでいます程度で終わらす気はありません。
規模の拡大は必須。
覚悟の一年になると感じています。
Creema、minneをメインに販売しておりますので、気になった方は是非ご覧ください。
今回紹介した商品以外も出品しております。
今回は商品の紹介を兼ねて1年を振り返りました。
次はメインに使用している革の紹介でも使用と思います。
ありがとうございました。
atelier n&