レーティッシュ鉄道の貨物を作ろう! コンテナ編
スイス RhB レーティッシュ鉄道といえば、
赤くて洒落た車両が魅力の誰もが憧れるアルプスの登山鉄道。
絶景の中を走る姿はいつ見ても美しく魅了させられてしまいます。
そこを観光と同時に物流を支える貨物列車も運行されています。
中でもコンテナ貨物はラッピングされていて明るく綺麗で印象的です。
模型的にも映えるのでこれは是非欲しいところ。
でもいつか発売されるだろうと待っているうちに熱が冷めてしまいました。
数年経って別の車両が発売される事になり、また気になる存在に。
今度は雰囲気だけでも先に楽しもうと自分で作る事にしてみました。
既製品を利用した改造なので実車とは異なります。
そこは模型なのでアリなのではないかなと…
用意するもの
無地のコンテナ
ステッカー用のプリンター用紙
ネットで見つけたコンテナの写真
パソコン
プリンター
写真編集ソフト
定規
カッター
など
まずは模型のコンテナ選びから
実車は冷蔵装置のついたコンテナが多いので似たような物を探してみると、
朗堂 C-4101 31フィート冷凍コンテナ が冷凍機付きで良さそうでした。
多分オーバースケールですが気にしないことにします。
ステッカー用のプリンター用紙の選定
お使いのプリンターに合った用紙を探してください。
今回使用したのは、
A-one 28875 手作りステッカー インクジェット用 です。
A4の耐水ステッカーと、耐水耐光保護フィルムが3セット入っていました。
保護フィルムがあると完成後の取り扱いが気楽で便利です。
実物の写真探し
ネットで検索してコンテナを真横から撮った綺麗な写真を探します。
日本語を入れないで検索して海外の写真を探した方が多く見付かります。
解像度を高く出来るように大きめな写真を探してください。
どうしても見つからない場合は動画のキャプチャでも構いません。
でも意外と沢山出てきたので見つけやすいと思います。
写真データの作成
イラストレーターとフォトショップを使えば簡単ですが、
今回は小さいのでフォトショップだけで作ります。
まずステッカーのサイズを決めます。
このコンテナの場合は55mm×15mmが丁度良い感じでした。
新規ファイルで55mm×15mmを300dpiで作成して下さい。
この時ピクセル数は650×177でした。
続いて探してきたコンテナの写真を開きます。
傾いている場合はカンバスの回転で水平を出します。
コンテナの外周あたりでトリミングします。
画質調整の明るさで白を飛ばし、
コントラストで色を調整して綺麗にしてください。
不要な要素とゴミはスタンプツールで消してください。
解像度は横800ピクセル程度あればよいと思います。
写真の加工が終ったら全体コピーをします。
新規ファイルに戻り写真をペーストします。
縦横比固定で縮小してカンバス内に納めてください。
縮小できない場合は解像度を変えながらペーストして合わせます。
ステッカー画像がレイアウト出来たらレイヤーを統合して完成です。
これを使いたい写真の数だけ繰り返します。。。
ステッカー原稿の作成
作りたいコンテナの面数が入る新規ファイルを作成します。
12面の場合は180mm×90mmを300dpiで作成して下さい。
境界線はトンボの代わりに全面グレーにしておきます。
ここにステッカー画像を2枚ずつペーストして配置していきます。
12面配置出来ればステッカー原稿の完成です。
ステッカー用紙への印刷
まずはA4の上質紙に印刷してみます。
A4縦 上10mm位に配置して下さい。
問題なく印刷できればステッカー用紙に印刷します。
この用紙の場合はプリンターを 写真用紙、きれい に設定して下さい。
無事印刷出来ましたでしょうか?
予備も含めて2枚印刷しておくと失敗した時に安心です。
保護フィルムの貼り付け
ステッカー用紙の印刷した部分をカットします。
同じサイズで保護フィルムもカットします。
端からアクリル定規かスキージを使って貼って下さい。
まとめて貼るのが難しい場合は保護フィルムを
70mm×25mm位にカットして一つずつ貼っても構いません。
ステッカーの切り出し
必要な部分をステンレス定規で隠すようにして、
境界線ギリギリのところをカッターで切り出します。
全部切れればステッカーの完成です。
ステッカーの貼り付け
いよいよコンテナに貼り付けます。
貼る前に重ねてみて周囲のバランスを確認しておきます。
埃が入ると目立つので表面を綺麗にしてください。
位置を注意しながら端から水平に貼り付けてください。
全部貼れればラッピングコンテナの完成です。
並べただけでも賑やかに仕上がりました。
次回はこのコンテナを載せるコンテナ車を作ります。
閲覧どうもありがとうございました。