
着物リメイク☆ミニ椅子&セットアップ
一枚の着物から洋服とミニチュアの椅子を作りました。それだけで着ても、インナーやカーディガンと合わせて着てもOKな、着回しの効くセットアップです。

最近、着物の買い取り広告もよく目にするようになりましたね。私自身も着物は着物のままで着てあげるのが良いと思っているひとりです。
ですが、その着物に思い入れがあったりすると、どこに行ってしまうかわからない所へ売る事への抵抗感や、傷やシミがあると売りにくかったりもします。大切に着てくれる人に直接手渡したい。でも心当たりがない。かと言って箪笥の肥やしになっているのは勿体ない。
実はそんなところでグルグルしていた時期もあったのだけど(笑)、生活スタイルの変化もあり着物のまま着てあげられないのであれば、今の生活様式に合わせて着られるカタチにしあげる事も選択のひとつだと、やっと思えるようになりました。
とは言え、サクサク手仕事をススメているように見えて、実は着物をほどく時には少し勇気が必要なくらいです。

大切に着ていた人や着物を仕立てた職人さんに敬意を払いながら丁寧にほどいて作り変えていきます。
一枚の着物をほどいて洋服を作ると、デザインにもよりますがそれでもまだ残ります。という事で、先日もアップしましたが着物の柄からイメージしてミニチュアの椅子も作っています。
ミニ家具だけなら、たとえ着物が傷んでいたりシミが沢山あっても、使えるところだけを切り取って、その大きさに合わせて作る事ができるので、思い入れや想い出のある着物を違う形にして残す事もできます。
着物の柄から家具デザインのイメージを膨らませる事は、とてもワクワクします。今後も続ていきたい手仕事のひとつです。
いいなと思ったら応援しよう!
