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繭玉を染める②ベンガラ染編

前回↓に引き続き、繭玉の染めについて綴ります。今回はベンガラ染編です。

草木染に比べてマットな仕上がりになったベンガラ染め繭玉。土から採れた天然染料なので、それもなんとなく理解できるような気がします。
使用したのはこちら↓

少量ずつ入っていて、試すにはピッタリなサイズです。
左から古色、鬱金、茜。一番右は下染め液です。

繭玉をよく洗った後にキッチンペーパーで軽く水気を取り、下染め液に入れて軽くツンツンつつきながら浸していきます。繭玉が柔らかくなるまでしっかりと浸します。

下染め液は少しとろみがある
よく浸かったら取り出して水洗いします
水気をペーパーで軽く取ってから染料に投入し
ムラが無くなるまで染めていきます
左から古色、鬱金、茜です

古色はムラがなくなるまで何度も染めていたら真っ黒に。。。少し表面もザラザラになってしまいました。なんとなく和紙のような表面に。

左の三個がベンガラ染め

ベンガラ染の繭玉は草木染と比べるとマットな仕上がりで表面が和紙っぽいのですが、撮影するとそれほどわからないですね。でも実際は結構違います。これはこれで良い感じ。

ベンガラ染は加熱の必要がないのでとても手軽に染められます。少ししか使わなかったので残った染料で何か染めたいと思います!^^


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