仙台【回廊とデコイ】観てきました。最も尊敬する人に会うために。
皆さん、おはようございます。
どうも、小屋付きの人ちゃんみかです。
この世で最も尊敬する脚本家、演出家、監督
に会うため、仙台まで行ってきました。
小林賢太郎さんの短編集【回廊とデコイ】
2023年の小林賢太郎さんの作品が詰まっています。
コロナ禍でオンライン配信が主流となったおかげで、「シアター・コントロニカ」という架空の劇場がオンライン上に立ち上がりました。
小林賢太郎さんの作品が今までにないくらいに身近に感じられるようになり、本当に勝手なことを言いますと、嬉しいかぎりなのです。
今までは劇場に毎回足を運ぶことはできなくて、もどかしい想いもありましたが、オンラインなら必ず観ることができます。何度だって観ることができます。
「オンラインの時代、最高かよ」です。
「シアター・コントロニカ」にこれまで上がった作品の中から短編集として映画化されました今回、映画ということですから《監督挨拶》があることは期待していました。
スケジュールが公開された時、迷わず仙台の抽選に応募することを決めました。
仙台のスクリーンMOVIX仙台、シアター5
席数は373席。
抽選の結果
神様は私達に、席を用意してくれました。
本編の内容やトークの内容については
「SNSで公開されませぬように」とアナウンスがありましたので事細かくレポなどは控えます。
小林賢太郎さんには、次やその次に仕掛けたいことがあるのだと思います。だから、メイキングトークも大事な素材なんじゃないかと思うのです。だから、他会場での内容も楽しみに待ちたいなと。
気になったことが1つありました。
開演5分前くらいに、賢太郎さんにそっくりな人がスタッフとして出てきまして。
パンフレットを読んでいた私に長女が「あの人、賢太郎さんみたい」と言って、ふとその人を見たら、白髪で黒縁メガネでマスクをしていて明らかになんか[それっぽい]
もぅずっと目が離せなくて、入ってこられるお客様にお辞儀して、インカムでなんか言ってる仕草も[それっぽい]
絶対遊んでいると思ってニヤニヤしていたら
賢太郎さんは普通に登場されて、スタッフさんとは別人だったとわかりました。
けれど、雰囲気は激似でした。
遠くから見ていたし、正直目は悪いです。
乱視だし。
たまたま仙台のスタッフさんが
似ていた、ということなのでしょうか。
あー、びっくりした笑
私の最も尊敬する舞台人、小林賢太郎さんは
確かにそこに存在していました。
映像で観ていた小林賢太郎さんが、目の前にいる。声が響いている。動いている。いる。
それはそれは、自然に、喋っていました。
ゲストの久ヶ沢徹さんはとてもお優しい雰囲気でした。2人がとても嬉しそうだった。
会場にいるみなさんの雰囲気も、すごくよかった。みんな本当に幸せそうに小林賢太郎さんを見つめている。そういう空気を感じました。
多分、きっとどの会場もそうで、小林賢太郎さんがいてくれることがみんな嬉しいんですよね。
こういう愛される舞台人に、私も近づきたいと思った。真っ直ぐ、手を抜くことなく、作品と向き合う。そういう人に私もなりたいと思いました。
ポスターにサインを書いたことを話してくれて、「写真撮ってSNSに、ね」と言ってくれた。終わってからサインポスターを撮るために長蛇の列。
「止まらずに撮影ください」とスタッフさんの声掛けに、全力で応えたうえで
撮影できました。
パンフレットは見えない場所にあって
まるで闇取引のように
「パンフレット1冊」
「回廊、ですね?」
机下からスッと出すレジのお姉さん
不思議な光景でした笑
過去何作か観た小林賢太郎さんは、作品の中の人物でした。今回、初めての小林賢太郎さんご本人登場を観ることができて、本当に貴重でかけがえのない日だったと、感謝しました。
俳優として、舞台スタッフとして
私には目指す人や場所があります。
いつか、現場でご一緒できるその日まで
感覚を鍛え続けてゆきたいと思います。
本当にありがとうございました。
では、また。
ちゃんみか
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