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あなたのいない世界。

皆さん、おはようございます。
どうも、小屋付きの人ちゃんみかです。

ラーメンを作りながら考えてしまったコト。
今日はものすごく悲観的に書いてみようと思います。


あなたにとって、ひとつになるってどういうことなのだろう。
そんなことを考え、私は幾つかの食材を手に取る。どんな形で、どんな色で、其れに染まりたいというのだろうか。
私にはわからないんだ。
思い思いに切り離した食材は1つとして同じではなくて。不揃いであり、時に『まだいける』と、主張してくるのだ。私はたまらずその主張をまるで見えなかったかのようにまぜこぜにする。

蓋をしてしまえば終わりなはずなのに、何度も何度も蓋を開けてしまうんだ。もうどうすることもできないことはわかっていた。だけど、どうかお願いだから触れさせて。と、そんなことを幾度も繰り返す自分に嫌気がさす。
「一旦終わりにしよう。」
そう言って今度は別の工程に進む。取説を読みながら進めたって、現実は上手くいかないことを知っている。それでも、諦めたくない。
今度こそ、今度こそと見つめる先に、未来はあるのだろうか。

さぁ、時間だ。
いよいよ全てが交わる瞬間、私の心はあなたへむけて走り出す。もしもこれが正解なのだとしたら私のいる世界はとても味気ない現実世界。
あなたのいない世界。


(ラーメンがうまく作れない、というお話。)

では、また。
KaFuKa

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