tuning
2022.10.18
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時空間移動装置
それが可能なのだということを
おもいださせてくれる
サウンド・インスタレーション作品
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振動を音や像として認識できる
わたしたちの脳があって
あたりまえすぎて なのか
ほかのノイズに紛れて なのか
ふだん意識には上らない
振動の強弱を
装置によって味わう
意識をそちらにむけて
空間や距離感を感じながら
行動していると
トリップする
音の中に映る像に
気配を感じる
そういえば
わたしたちは
視覚をつかわなくても
景色を見ることができる
ここにいながら
そこにいく
.
ある音だけに集中する環境で
その音が ふと なくなったとき
静けさのなかに
心音が大きく聞こえた
ヘッドフォンから聞こえているのか
内から聞こえているのか
わたし自身も振動して
音を鳴らしていることに
気がつく
わたしの容れものが
ここにある
そのうち
ここにあるたくさんの音も
耳に届きだして
現にもどる
けんじくんは
チューニングと言った
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きよしくん、けんじくんの
お話がとてもおもしろかった
ふだん漠然と考えているようなことを
言葉で交わせることに
わたしの何かがとても喜んでた
まるとしかくがホワイトボックスとなり
人が集まることで
生まれる会話
初対面のひととも
よく会う人とも
ふだんなかなか話さないことが
自然と出てくるような
作品とはそうゆう装置も兼ねている
それもある意味チューニングされるからだ
そう思うと
わたしは何をつくりだしたいか
何にチューニングしたいか
感じ直している
.
本当にここはおもしろい
興味の尽きない世界だなと
あらためて感じさせてもらって
うれしい
🙏
#whiteboxportalpoint
by
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