マスキングテープはとっても「使える」
バースデーバナーを壁に透明テープでペタッと貼ったけど、なんだか味気ない気がする‥‥。
プレゼントを入れた紙袋をちょっと飾りたいけれど、いい方法はないかな?
こういうとき私は「マスキングテープ」を使っています。
学生のころから身近だったマスキングテープ。当時はまさに「覆い隠す(マスキング)」ための「作業道具」でしたが、現在はデザイン性が高いものがたくさん市販されているので、売り場を歩くと「こんなかわいいのがある!(ゲット。)」と、わくわく気分が止まりません。
いまやデコレーションの1つとして、幅や大きさもたくさんの種類を目にすることができますね。うーん、うれしい!
「Michaels(マイケルズ)」や「Hobby Lobby(ホビーロビー)」などのクラフトショップはもちろんのこと、近所の「Walmart(ウォルマート)」など、スーパーマーケットのクラフトコーナーでも必ず目にするアイテムです。
思わず買いたくなるデザインも多数。
そんなマスキングテープをアレンジした、わたしがよく使うデコレーションのいくつかをご紹介します。
1.壁のデコレーションとして活用。
すぐにはがせるマスキングテープは、壁に取りつける場合に重宝します。
テーマが「ピンクとフラワーモチーフ」というバースデーパーティー用に制作したバナーの取りつけに、差し色として選んだターコイズグリーンのマスキングテープを使いました。
だいたい同じ長さに切ったテープを放射状に重ねています。
強度も高まり、見た目もきれいなので、レターバナーを壁に取りつけるときにおすすめです。
立体的に作ったペーパーフラワーをその上に貼り、バナーの取りつけ部分もデザインの内、という見せ方にしています。
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こちらは学校の壁の一画をデコレーションしたときのもの。
ペーパーフラワーをつなぐ唐草模様のように、マスキングテープをめぐらせました。
短く切ったテープをつなげると、曲線を自由に描くことができます。
うっかり失敗してもすぐ壁からはがせるので、とても便利。
壁にアルファベットを描きたいときに応用できますね。
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次はバースデーデコレーションの1例です。
「おめでとう」のレターバナーを壁につけたあと、もう少しにぎやかな空間にしたくて、マスキングテープで作った「*」をかざりました。
同じ長さに切った3つのテープを重ねて貼ります。
スペースを埋めるようにあちこちにペタリ。
さらに外側にも「*」を増やすと、「デコレーションしたエリア」が広くなり、よりはなやかな空間にかわるので、もう少し手を加えたいときにおすすめの方法です!
2.プレゼントを入れる紙袋のデコレーションに。
12月、お世話になった先生に贈るギフトを入れるためのペーパーバッグに、幅のちがうマスキングテープをツリーに見えるように貼りました。
使用するテープの色を合わせたり、シルバー色などのキラッとする要素を混ぜるのがポイントです。簡単でシンプル!
幅の太いマスキングテープはピンキングばさみでカットすると、より装飾的に仕上がります。
無地の黒い紙袋ですが、マスキングテープの柄と質感のおかげで、プレゼント用途として十分な紙袋になりました。
3.ただのダンボール箱をプレゼント入れに。
これは学校のボランティアで作ったもの。
お店でもらえるダンボール箱に、幅太めのマスキングテープを貼っています。
「Teacher Appreciation Week」という、一年間の感謝をこめて先生方にプレゼントをするイベントのための「プレゼントボックス」として作りました。
メインは中に収まるプレゼントですから、これはただの「入れ物」です。
でもせっかくなので、贈り物らしく見えてほしい!と思い、箱もかざることにしました。短時間でのグレードアップを考えると、マスキングテープが最適です。
箱全体にパターンを作ることによって、「元からこういうデザインです」という顔に見せるのがポイント。
それでもまだちょっとさみしい感じがしたので、同じテープで作ったロゼットかざりをつけました。
このロゼットは、箱を捨てたあとも取っておけるようにと、取り外しできるようにしてあります。(もったいない‥‥と思ってもらえたらうれしい)
まずマスキングテープを紙に貼り、リボン状にカットして輪にしたものを重ねて作りました。
この日は先生のすきな飲み物をプレゼントする日でした。大きなボトルがいくつも集まることが予想されたので、ダンボール箱にしてよかった!
柄や幅の種類がたくさんあるマスキングテープは、さまざまな使い方ができる優れものですね。
手軽なデコレーションには欠かせない、と改めて思います。
今度は、手作りカードにそえられる小さなロゼットの作り方をnoteでご紹介したいと思います!
アトリエハルコ