カリフォルニアの暮らし|ビーチへ-no.2(滞在編-マーケットと焼きマシュマロ)
子どもたちが夏休みに入ってすぐ、LA近くのビーチに遊びに行きました。
ビーチへ-no.1 (行きの移動編) はこちらです。
ぐっすり寝た翌日の朝は、曇りでした。波の音はするけれど、静かな海。
ビーチに旅行に行ったら、必ずしたいことがありまして。
少し早めに起きて「石やガラスや貝がらをひろう」ことです。
特に、海の砂で洗われたガラスを見つけたい!
自然と丸みを帯びた小さなすりガラスは、アクセサリーや創作物に取り入れたくなります。
ならば朝が最適と思って、霧雨のような空模様でしたが、少し散歩してみました。
残念ながら目当てのものはほとんど落ちていなかったので、足跡チェックに切り替え。
くっきりとした足跡ですね!爪の跡まではっきりわかります。
これは、「大きい犬」と「小さい犬」と「飼い主さん」の組み合わせですよねきっと。
足跡を追いながら波打ちぎわまで歩いてきたので、海側から見たビーチ沿いの家々を撮ってみました。
この一画に、今回泊まったAir B&Bがあります。これぞまさしくビーチフロント。
煙ったようにぼんやり見える景色。夏ですが、肌寒く感じます。
部屋に戻り、自宅から持ってきたイングリッシュマフィンとコーヒーで朝食を済ませたあと、近くで開かれる週末マーケットに家族みんなで行ってみました。
早めの時間だったので、まだ人通りは少なめ。
出店は果物、野菜、花、パンやオリーブなどの加工食品、そしてアクセサリーやインテリア小物、バッグやTシャツと多彩でした。
なかでもわたしが心惹かれたのは、ナチュラルコスメのお店です。
こういうのに目がないので、立ち止まらずにはいられません‥‥。
お隣のブースで果物などを出店している方が作っている品々だそうです。
こころよく撮影OKしていただいたので、近くで撮らせてもらいました。
ナチュラルコスメ系のお店は、ディスプレイとかも参考になりますよね。商品をのせてる台もすてきです。手作りかな?
ちょうどフェイスクリームがなかったので1つ買おうとしたら、細かい現金の持ち合わせがなく、お店にもたまたまおつりがないとのことで、お金を崩すべく近くのカフェに行くことにしました。
メニューを見たら食べたくなってしまい、サンドイッチもオーダー。
大きな木のためにちゃんと穴をあけて、ウッドデッキに日陰を作ってくれるところがすてき。足元にはお水入れが。
このあたりは犬連れで散歩している人を多く見かけますから、犬用のお水入れは常備アイテムなんですね。
カフェのテラス席からはハーバーが見えます。
それにしても、ビーチから歩けるロケーションで週末マーケットが開催され、近くにはのんびり過ごせるカフェとは、なんという環境!
わたしたちにとっては「旅行先」として十分楽しめますが、地元の方にはいつもの光景だというのがまるごとうらやましい。
さて細かい現金も手に入ったので、さきほどのお店にもどってクリームを1つ購入。いい香り‥‥
11時近くのマーケットは人であふれていました。活気が出てくるとまたうろうろしたくなりますが、余計な散財の予感がするので素直に宿に戻ります。
少しずつ晴れてきました!空が広い。
自宅近くの天気も似ていますが、夏の朝に「今日は曇りかな?」と思っていても、だんだんと晴れてくるパターンが多い気がします。
道路は砂で覆われていますね。薄いベージュ色の砂に日の光が反射して、あたりがなんとなくふわっと明るい感じがします。
ビーチの滞在らしくなってきました!
さて、泊まったAir B&Bのインテリアはこんな感じでした。
このドアが唯一の出入り口。ここを出るとすぐにビーチです。
床から少し上がっている場所に暖炉がありました。冬に滞在するときは、ここに座って暖を取る感じ。わたしたちはすっかり物置き台にしてました。
ダークブラウンを基調に、オフホワイト、ターコイズブルー、グレイの濃淡に差し色としてレンガ赤、といった感じにまとめたインテリア。
ヘリンボーン模様で敷かれた床のレンガと、差し色のレンガ赤がリンクしているようです。
オーナーさんが描いてくれたんですね!「楽しんで!」の文字。
そういえばオーナーさん、「ビーチパラソルもイスも全部そろってるよ!ボディーボードはやる?(息子に向かって)もしやるんだったら、ガレージにあるから使ってね!」と、熱心に説明してくれたんですよね。
ビーチへようこそ!という気持ち、感じます。
午後は晴れたんですが、期待したほど気温が上がらず、海に入ることができずじまい。
でも海をぼーっとながめるだけだったこの日、ほんのわずかに肌が出ていたところがかなり焼けてしまうという失態‥‥。できれば避けたい部分焼けです。
この日は風が気持ちがよくて、パラソルの影を頼りに、ビーチチェアに座って一時間半くらい本を読んでいました。
波の音、陽の光、砂の感触。どれも日常から離れた気分にさせてくれます。
夕方になり、我が家にブームが来ていた「焼きマシュマロ」を実施。
息子たちは、マシュマロをほどよく焦がしつつ仕上げる技術がかなり上達したようです。
最初は火から離れた場所でじわじわとマシュマロ本体をあたため、刺している串から落ちそうになるくらい柔らかくなったところで、表面を火であぶると、ちょうどよい焦げ具合になりとってもおいしかった!
着こんでいるのは寒いからです。ビーチだからか、風がちょっと強め。
夕食は済ませた後なのに、焼きマシュマロのとろける美味しさに負けて、わたしは7個も食べてしまいました‥‥。
夕暮れのビーチ。
空の色の変化が、中間色をていねいに混ぜたように微妙な色合いで、絵画のようでした。
no.3に続きます!
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