[ごあいさつ]アトリエハルコ|atelier haruko
記事をお読みいただいている皆さま、こんにちは!
「アトリエハルコ」とはわたしの屋号のようなもので、制作や、ワークショップを開催するときにそう名乗っています。
息子たちが通う現地校のお手伝いがきっかけで依頼が増え、少しずつ形を変えながら活動中です。
現在は、ダウンロードできるギフトタグを制作したり、黒板風サインボードをつくるレッスンなどを不定期で開いています。
『ギフトタグ』
『黒板風サインボード』
黒のキャンバスにアクリル絵の具や細い白ペンで描くと、チョークで描いたざらつきを再現でき、かつ消えません。手描きのゆがみが味になります。
仕事としてまだ小規模ですが、ライフワークにしたいと思っています。
アトリエハルコの成り立ちや、どんな人なの?と興味をもっていただけたら、ぜひ続きをお読みください。
わたしのこと
東京、三鷹市生まれ、東京、八王子市育ち。
地元にある高尾山は(ロープウェーを使って)20回くらいは登った、と思います。
中学時代、「夏休みのできごと」を絵にする宿題を先生にほめられて美術が得意と思いこみ、志望大学も美大となりました。
東京の美術大学で染織デザインを専攻。モットーは「色に罪はない」。
卒業後、洋服会社に勤務。
布地をあつかう仕事で出会った、たくさんの魅力的な素材の中で特に惹かれたのがリネンやコットンの、少し古めかしいデザインの生地やボタンです。
天然素材のシワや、かすれた小花柄プリントも好みでした。
そこから「ヴィンテージ」に興味がわき、骨董市めぐりにのめりこんだり。
興味はインテリアにもおよび、イギリスやフランスに骨董さがしに出かけ、蚤の市で見つけた小さなイスや飾り棚をホテルで必死で梱包して持ち帰ったりもしました。
古い物の使いこまれたキズやペンキのはげ、色褪せしていたりという、「きっちりしすぎない感じ」が好きです。ぴかぴかでキレイじゃなくてもいいよ、と言われているみたいで、リラックスできるというか。
自宅のインテリアにもなんとかヴィンテージ感を入れられないかと、雰囲気あるショップの飾り付けはとりあえずマネしてみました。
「飾る」つながりで、ウインドーディスプレイの世界観も大好き。
とくに、冬のデコレーションは心惹かれます。
チャンスがあったら挑戦してみたいものです。
2007年にニュージーランドに家族で移住し、数年後に日本に帰国。
2013年にアメリカのカリフォルニア州に家族で引っ越し後、ほぼ同じ場所に住んでいます。
いずれの引越しもネコさんと一緒。
息子たちはそれぞれの国で学校に通い、もうすぐ親の手を離れる年頃になりました。
アトリエハルコの始まり
きっかけは、学校のボランティア仕事です。
どういうつながり??と思いますよね。
息子たちが通った現地校は、一年を通じてさまざまなボランティアが必要で、求められる役割りが多岐にわたります。
保護者代表としてイベントを企画する人、教室で授業中に鉛筆をけずったりテストに丸つけして先生の手伝いをする人、クラスパーティーで子どもたちにチーズピザを配りまくる人、などなど。
じゃあ、わたしは何をしようか。
数分、考えました。たまたま状況が待ったなしだったので。
美大出身者が貢献できる最大値が「イベントごとのデコレーション制作」というわけで、「〇〇作りましょうか?」と声をかけたんですね。
以来、「作る仕事」を年間通してお願いされるようになり、学校イベントが近くなると、制作物を取り付けるためハシゴと道具を入れたカゴを持って校内をウロウロする、という日々を過ごしました。
ふりかえると、英語が上手でないわたしが「案外、役にたつ人がいますよー」と周囲に認知してもらう自己表現を兼ねていたのだと思います。
SNSにアップするほどよろこんでもらえたのも、うれしかったし。
かざる場所は、教室や廊下、図書館やホール、学校の受付など。
バレンタインデーやハロウィンといったイベントや季節に応じて、作る種類はいろいろです。
自分なりのプラスαを込めた制作で息子たちの学校に貢献していたところ、それらを見た方からパーティーデコレーション制作のご依頼をいただくようになりました。
メインカラーとパーティーのテーマは決まってるからあとはお願い、というざっくりとした依頼が多かったなあ。
とにかくその場を素敵に飾りたい!でも内容は思いつかないから全部任せた!というような。
こういった「デザインおまかせスタイル」で、パーティーデコレーションや、バースデーボードを制作していた数年がアトリエハルコのスタートです。
アニバーサリーボードも制作。
こういった黒板風に仕上げたボードも、インテリアにプラスするという意味では、「飾る」ものなんですよね。
やっぱり作って飾るって好きみたいです。
アトリエハルコに興味をもっていただけたらうれしいです!