アクセサリー台紙のオーダーページにおいて、”〇回までは無料で修正しますがそれ以降は1回につき〇百円頂きます”という説明書きがあることは珍しくありません😅
はじめに、当店では修正回数に制限は設けていない旨お伝えさせて頂いた上で、同業者としての考えをまとめていきたいと思います😌
なぜ修正回数に制限があるのか
サンプルイメージをお作りする過程の現実
オーダーに慣れている方やイメージをしっかりお持ちの方は、具体的にわかりやすく内容を伝えられますが、不慣れな方やイメージが固まっておられないお客様からは具体的な内容を頂けないままサンプルをお作りしなければならない場合がございます💻
ご自身の中で仕上がりイメージをお持ちでない方は、サンプルを作ってもしっくりこられない場合も多く、他の書体も見てみたい、もっと小さく、もっと大きく、もっと上に下に…やっぱり最初のがいいです…のようなやり取りも多々ございますし、デザインを提示するたびにこれも追記でなんてことも😭
一回り小さくの一回りの解釈も価値観が違う者同士ですので簡単には一致しませんし、中央に配置しているのに、お客様が思う中央にしてほしいとミリ単位での移動を繰り返し指示されるなんてこともあり、仕事が思うように進まない場合もございます😵💫
私たちの仕事はデザイン制作だけではない
私たちの仕事のメインは台紙なり商品を制作することです。デザインを作るだけでしたら、それだけに時間を惜しみなく使う事ができますが、デザインを作る以外にも沢山の業務がございますし、商品を待っているお客様も沢山いらっしゃいます🙇♀️
印刷用のデザインを作るのは制作プロセスの一部で、時間をやりくりしながらデザイン制作やすり合わせの作業を行っていますが、そればかりに時間をかけるという事が出来ないのが現状です🫨
ですので、スムーズにデザインを確定して制作に移りたいというのが店側の本音だと思います🤫
修正回数の制限を設ける訳
スムーズにデザインを確定させたいという理由が一番かと思いますが、例えば3回目以降の修正が有料になるのであれば、お客様側は1回目に希望をより具体的に伝える必要があります。店側が望むことはまさにコレなのです‼️
最初に、できるだけ具体的な内容やイメージを伝えてほしい❗️これに尽きます😭
決して修正の有料オプションで稼ごうとは思っていないと思いますよ😅
私が修正回数に制限を設けない理由
お客様目線でありたい
“私がお客様だったら…”が意識できなければお客様のことをご満足させてあげられないと思っています😌
私がお客で、無料修正できるうちに自分のイメージとぴったり合うものにならなかったら、もしかしたら妥協してそれで大丈夫ですと言ってしまいそうな気がするのです😣本当はもう少し配置を移動させたいけど、それを伝えると数百円かかると思うと我慢してしまう気がするんですけど皆さんはどうですか？
台紙は、アクセサリーを販売する上で本当に大事なアイテムだとわかっていますし、少しでも費用を抑えたいと思う心情も理解できるだけに、その制限があるせいで仕上がりに妥協してしまうような事があるとしたら私は残念な気持ちになってしまうのでそのような制限を設ける事はしておりません😌
オーダーに慣れてくるとそのようなお客様も減ってきますし、当店のようにリピーター様で成り立っている店では、そのような制限がなくても協力的なお客様が多い事も制限を設けない理由の一つです。台紙をオーダーするというのも、ハンドメイド作家様の活動においては大切な経験です😉作家様の成長のお手伝いができるのであれば、私は応援したいです💪
また、当店ではインスタやWebショップ等でお客様の作品のお写真を拝見して以前使われていた台紙や作品などを確認するようにしています。ただ、オーダーを形にするだけでなく、こちらから寄り添って、より良い提案をすることがプロの仕事だと思っています✨
さいごに
修正回数に制限があるなしに関わらず、オーダーで商品を作る際には、イメージを具体的に伝える事が重要です‼️私は、自分のショップでは制限を設けるつもりは今の所ありませんが、制限を設けるショップさんに対しては理解を示します😉
色々と迷いがあったり、わからない事がある場合は、注文する前に店側に質問されるといいと思いますよ📩
オーダーメイドの場合は、お客様とのコミュニケーションや信頼関係が不可欠です。お互いの歩み寄りがより良い仕上がりに繋がると信じています✨🤝✨