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♯170 いつも心は青空で

 第170号(2024年7月31日)癒しの女神、Mieさんからバトンを頂きました、南信州のなかしまかずこです。
 気が付けばアルプスの山々が緑濃い夏山に姿を変え、大地も青々とした絨毯に覆われる季節になっていました。夏の力強い、空の、日差しに輝く雲の、信州の大地は何故こんなに美しいと感じるのでしょうか。
 季節の移ろいにも気付かずにバタバタと過ごしていますが、最近は「仕事を楽しむ」ことが増えた気がします。

 フリーランスとして自走を始めてはや3年、資格を取得した時は想像すらしていなかった様々な機会に恵まれています。長期間の研修や300人超の研修、他市町村への出張相談や講座の開催。企業様での面談、キャリア教育など。3rdプレイスでは、3年前から チーム レインボーとして取り組んできた「女性のキャリアを考えるカードワークの取組み」が一つの節目を迎え、東京の下北沢にあるSIMOKITA COLLEGE様で、お披露目会を開くことができました。3年越しのオンライン活動を経て、初めてメンバーとリアルでお会いできたこと、お披露目のイベントが実現できたことはまさしくビッグニュースでした。

SIMOKITAカレッジ様にて「レインボーカード」お披露目会

 そして、今年はキャリコン更新の時期を迎えました。キャリア理論に心震えたあの日から、あっという間に5年がたち感慨深いものがあります。キラキラした功績など何一つない自分が夢を叶えるには、人の3倍努力すれば5年という短い時間も15年の経験に値するのではないか?と、淡い期待を抱きながら必死にやってきたのも事実。そんな中で、技能士や精神保健福祉士を取得できたことも、気持ちの表れのように感じています。
 何よりも嬉しいのは、研修の仕事を頂けるようになったことです。ただ、ここで改めて「伝える」ことの難しさを感じています。
 長く司会業をしてきたので「伝えるスキル」には自信がありましたが、司会者のそれと研修講師のそれは全く違っていました。両者とも双方向のコミュニケーションが必要で「伝わること」が大前提ですが、人柄や想いまで伝えるとか、心に響く、心が震える伝え方って何だろう・・・考えても考えても答えは見つかりません。一方で、背伸びせず自分らしくあることで逆に伝わることや、共感していただけることもあり面白さも感じています。経験を重ねることで見えてくる景色もあるのだと楽しみにしています。
 
 そして今月から企業様での面談も始まりました。よく聞く「相談を望んでいない方」と話すことの難しさを痛感しつつ、負けるものかと必死になっている自分もいて、客観視すると面白いです。これも難易度の高いコミュニケーションの一つの形だと思うので、じっくり味わっていきたいと思います。

こちらは琵琶湖の夏晴れの一コマ

そうしてみると、すべての活動の真ん中にあるのは「コミュニケーション」で、何をするにもどこまで行ってもコミュニケーションは大切。そこが上手くいけば世の中の悩みの9割以上が片付くのではないでしょうか。仕事も組織も人間関係も。
 私は、この先しばらくは「心に届く、心に響く」伝え方ができる人、対話ができる人を目指しながら、技を磨き、その技を届けていくことで、悩みを抱える人の心が「晴れ渡った青空」になるような仕事をしていけたら嬉しいです。

 まとまりませんが、今回はこの辺りで失礼します。
次回は、ほっこりグラレコマイスターの三島舞さんにバトンをお渡しします。よろしくお願いします。

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