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チューリップを美しく使うブリコラージュフラワー
1年で一番たくさんの種類の花が出回る季節
年が明けるとさまざまな球根植物の芽出し苗が出回ります。ヒヤシンスやムスカリから始まり、スイセンやチューリップなど、だんだんと春を思わせる花材が増えてきて、冬の草花と春の草花が混ざり合う、最高に楽しい時。
芽出しの球根類は、ブリコラージュフラワーとってとても扱いやすく、1つ1つをバラして使え、そして土を全て落としてしまえるので、作品のアクセントとして絶好の花材です。
その中で今回のテーマは「チューリップを美しく使う」です。
ユニットに束ねる方法はご存知だと思いますが、まっすぐに伸びた茎や大きな葉っぱの取り扱いに迷う方も多いでしょう。
また、棒のように長く細いものは、ユニットにする際に束にくく、苦戦する方をたくさん見てきました。チューリップになんとなく苦手意識をもって使うのを避ける方も多いですよね。
でもチューリップは短い期間しか出会わない、季節感を十分に味わえる絶好の花材です。チューリップを入れただけで、高さとリズム感が増し、春を待ち侘びる私たちの心を弾ませます。
生きている花苗で、季節をこの手で感じ取れる、素晴らしい瞬間を是非楽しんでください。
まっすぐな花材とふんわり花材を合わせるテクニック
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今回の動画は、ディプロマ卒業生が受講できる「アドバンストコース」で実際にオンラインで開催した動画をそのままお届けします。とくにこの季節、ラナンキュラスやクリスマスローズ、ジュリアンなど、可愛いけど若干使いにくさを感じる花材があり、それらをどうやってまとめていくかが課題となる季節です。
ブリコラージュフラワーの美しさは、「根鉢」の部分をいかに美しく収められるかにかかっています。これは数年作っている人はだんだんと気づいていきますよね。
見えていない部分の美しさ、収め方が作品の美しさを作るんです。
動画では直径20センチほどの小さめの器でたくさんの花材を納めるチャレンジをしました。少し自信のない方は直径23センチくらいの器をお勧めします。
小さければ小さいほど難易度は高くなりますので、チャレンジするのも良いです。
フルバージョンの動画でデモンストレーションと解説がご覧になれます
有料記事をご購入いただきますと、フルバージョンの動画がご覧いただけるようになります。1度ご購入いただければ何度も繰り返しみていただけますので、教科書として毎年ご活用ください。
有料配信 チューリップを美しく使うブリコラージュデモ動画 50分
小森妙華がオンラインアドバンストコース2月で実際に配信した動画となります
<使った花材>
チューリップピンクダイヤモンド
ラナンキュラス 綾リッチホワイト
ワックスフラワー
クリスマスローズ ダブル咲き
クリスマスローズ ニゲル
ポピー
イベリス
ばら咲きジュリアン コロネット
パンジー”アルルの庭"
羽衣ジャスミン
ハーデンベルギア
<器の>
直径20センチほどの素焼き鉢
花苗セットご希望の方はご購入いただけます!
同じ花材で植えてみたい方へ、花苗セットをわずかですがご用意できました。
花苗だけ買って自分で植える、動画で学びながら植える、動画だけ見る。
学びたい形に合わせてご利用ください。
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