喘息の息子で大変だった私を救ってくれた「ひとこと」
今日、バレエを教えている生徒のママから「うちの娘は気管支炎を持っていて、風邪をひきやすく心配なんです」というお話を聞きました。
ふと、同じ思いをしていた私を助けてくれた話をしました。
私の3人のこどもたち、下2人の男子は喘息の長男、そこまではいかないけど気管支の弱い次男。
とりわけ長男は乳児の時はアトピーもひどく、喘息が出るようになった2歳くらいからは入院を繰り返し、発作を起こすたびに1日に何度も吸入に病院に行っていた。
2歳上の姉と、2歳下の弟を連れての通院は大変だった。
そういう時って、そんな体に産んでしまってごめんね。。。と自分を責めてしまったりする。
そんな私に、かかりつけの近所の小児科の先生が言ってくれた言葉。
「お母さん、大丈夫ですよ。今どき喘息は病気じゃありませんよ。3人に1人はアレルギーを持ってる時代です。うちに来る患者さんも3人に1人は喘息だよ」って。
この言葉にどれほど助けられたか。
それまで、入院した市立病院や他の大きな病院では検査をしては「あれに気をつけろ」「これに気をつけろ」と言われ続けていただけに余計に気をつけなかった時には自分を責めていた。
喘息はもちろん病気なんだけど、自分だけが大変じゃないよ。いっぱい同じ思いのお母さんたちがいるよ。と気持ちを楽にしてくれた先生の言葉。
その後、2人の息子は成長し体操の選手になった。
滑り止めにタンマ(炭酸マグネシウム)の白い粉をやたらつける競技だ。
練習中の体育館の空気も白く濁るほどの細かいパウダーで、ダイソンの掃除機も1ヶ月で壊れると言われている。
その環境でも発作は起きなくなった。
なにより呼吸が苦しい喘息を乗り越えたからか、結構我慢強い子供に成長した。
そんな子どもたちも20代後半。。。。大きくなったなぁ〜
私も、ほんの少しでも悩んでる人の気持ちを楽にさせてあげられる言葉をかけられる人でありたい!と日々を過ごせるようになった。
その先生に感謝してます。
*普段はメチャメチャ怖いお医者さんだったんだよね。
2021/1/28. (3)