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【若い料理人に伝えたい】何のために働いているのかと壁にぶつかった時

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職人にもし定義があるとしたらそれは弟子を育てて一人前にすることだと思う
自分一人で極める仕事は技術者や芸術家であり職人ではない

育てた恩は忘れても育ててもらった恩は忘れてはいけない
師匠であったり恩師であったり先輩であったり親でだったり時には友人だったりする。人それぞれだけど誰でにも自分を育て気づかせてくれた恩人の一人や二人はいるでしょう

人は何のために働くのか
生活のため、自分のため、家族のためもちろんお金のため
当たり前の”為”のために働く。
だけど
それだけでは何かが足りなく感じる時が来る
自らの成長の壁に立ち止まったときに
思い出して欲しい
自分がここまで来れたのは
自分を育ててくれた人がいたと言うことを
そう考えると何一つ
今の目の前の仕事に手は抜けなくなる

人は恩返しのために生きている
感謝のために生きている

成長が止まったと悩むとき
それに気がつけば
人はまた成長をする

就職して配属が決まったら
まず貰いたての名刺を一番に渡しに行こう
主任になったら
缶コーヒーの1本でも差入させてもらおう
係長になったら
一緒にビールで乾杯してもらおう
課長になったら
年賀状や暑中見舞いだけじゃなく義理ごとや心ばかりのお歳暮など社会人としての付き合いをさせて頂こう
部長になったら
お孫さんとご一緒にとディズニーランドのチケットでも贈らせて頂こう
重役になったら
接待ゴルフご一緒して頂こう
社長になったら
顧問として迎え自分の未熟さを厳しく叱ってもらおう
そして仕事を辞める日が来た時には
”良く頑張ったな”・・・って褒めてもらえるように頑張ろう

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目的も大義もいらない
ただ褒めてもらいたい
それだけでいいんじゃないか

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