【小さな飲食店の作り方】関西の有名なケーキ屋さんの話を聞いて
ネットで騒がせている某有名お菓子店の話
残念ながらいまだに定期的にこの手のニュースが流れ
いかに飲食業がブラックで病んでるかを世間に露呈してます
大きな企業や有名なお店だから大丈夫だろう
学校を出たばかりの子供たちを送り出す親も
そう思って安心して子供を預ける気持ちでしょう。
このニュースを見てみると
世間の反応に気がついたことがあります
一つは一般のお客様の反応
そんなお店では買いたくない
楽しくない職場環境で作られたケーキは美味しいと感じない
やはり今のお客様は商品そのものと同じくらいにそのストーリーや情報も大事にします
一方では同業者の反応
飲食業では驚かない自分もそんな環境で働き体を壊した
有名店ほどオーナーが独裁でこんなものでしょ
こういう働き方が嫌で飲食店を辞めた
こちらもやはりという言葉になりますが飲食店で働いた多くの人は
この悪環境を自らでも体験してるということです
またそんなごく僅かですが
この程度のことは普通
仕事を覚えたければ当然
お客様に最高のケーキを届けるためだから泣き言言っちゃいけない
という意見もありました
とても残念ながら昔は許されたという事例を縦にいまだにパワハラや
理不尽な労働環境を押し付け
若き有望な料理人や飲食の職場で働こうと頑張ってくれてる人達が
たくさん業界を離れていくということが後を立ちません
現在の人手不足はコロナの影響だけではありません
いやコロナ前からの流れであり
今後それはさらに進むことが予測されます
それをコロナや今の若き子や世間そして政治のせいにしても
何も始まらないんです
自分自身も若き日に悪しき習慣をそのまま
部下やスタッフに落とし込んだことがあります
心から反省してます
その償いの気持ちを
こうして文章にして
若い料理人や飲食業に従事する人たちに伝え
エールを送ることに変えて行動をし
少しでもいや
1日も早く飲食業が普通の労働環境と教育の中で
働きやすい職場そして社会的地位になるように
願っておりそれに向けた行動を心がけております
今後もこの問題はおりに触れ書いていくつもりですが
今一つ言えることは
大切なのはお店のブランドでも上司の経歴でもなく
職場の環境と上司が
信頼できる人で学ぶべき環境か?
ということだと思います
そして最初に出会う師匠
上司や先輩は本当に大切
だと実感しております
これは職種も時代も関係なく普遍なものであると言えるでしょう