骨の名前がわかるより大事なこと
「動きを骨で考えてみよう」
先日そんな提案をしました
よし 身体のことを勉強しなくちゃ!
今はダンス解剖学なども本や講座がありますね
YouTubeでもいろんな動画が出ています
あなたは何か身体のこと勉強していますか?
でもね
本当に知りたいのは骨の名前や形ではありません
大事なのは”動き” 動く身体です
ダンスですもの!
「自分の身体のどこが動いているか?」
「動ける場所はどこにあるか?」
必要なのはこっちです
私がアレクサンダー・テクニークを学んだ学校には
等身大骨格モデルがあるんですね
それを後ろから(つまり自分と同じ向き)見ながら
「脊椎ってこうカーブしてるのか・・」
自分の身体の中も同じようになってるって思うと
身体が変化していくのがわかるんですよ
(いつもは違うってこと! だから腰痛でした)
「この骨が自分の身体のここにある」
「自分の身体のここに動く関節がある」
そのイメージが具体的になるほど
身体と動き方が変わっていきました
その骨がなんていう名前かなんて
極論すればどうだっていいんです
調べればすぐ画像付きで出てきます
動いている骨の身体をイメージできる
それは、生徒が脚の動きをするときに
・股関節を使っているか
・ちょっとズレた場所で動かそうとしているか
その違いを見つけられるってことです
生徒さんが動きにくそうにしているとき
身体の動く場所を勘違いしていることが多いのです
そこを見つけられるようになるには
まず自分の身体のどこに股関節があるか
ちゃんとイメージできている必要がありますよね
こういう身体の学びを
「ボディマッピング」って言います
脳の中に描いている 身体のイメージ地図です
どこに何があって
どういう大きさ(長さ・太さ)で
どっちに行けるか
地図が正しくないと現地にたどり着けないでしょ
身体の地図も同じ
正しくないと、スムースな動きができません
さて、あなたは自分の骨の身体の地図
どんなふうに描くでしょうか
(良かったら描いてみてね!)
自分の身体がわかっているからこそ
生徒の身体と動きも見えてきます
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