孤独は人生に与えられた最高の贈り物

人は極端に孤独を怖がる。確かに孤独感は人間が感じる苦痛の中で上位に食い込む辛さだろう。
現代社会は孤独が問題視されがちだが、一人の時間というものは現代人に与えられた最高の贈り物だと私は思っている。

昔の人(ここでいう「昔」はざっくりと現代のように文明の発展が進んでいない時代を指す。数十年前ですら昔に入れていい)は、周りの人に頼らなければ生活していくことが、困難であったはずだ。

お金の流通していない時代なら、誰かと物々交換で食料を得たり、母親であったなら畑仕事をしている間に子供を預かってくれる人を確保しておいたり、結婚すらも他人の仲介なしには難しい場合もあったことだろう。
そのほかにも挙げればキリがないほど、人間同士の密接なつながりがなければ困難なことが多すぎたのだ。

だから常に集団行動をしなければ、現実問題として生きていくことがハードになってしまっていた。
群れからあぶれた人間は、死につながるのだ。

しかし現代社会は違う。
文明が発達し、銀行残高さえあれば通販で食料でもなんでも調達できるし、家電が発達したおかげで手伝い合う必要もなくなり、ほとんどすべてのことが一人で完結できうるために集団行動の必要性が薄れてしまったのだ。
一人になったところでただ生きていく分には損もしなければ死にも直接はつながらない。

「一人の時間」が文明の発展によって、生まれたのだ。
これは人類が勝ち取った貴重な時間なのだ。

昔の人はきっと喉から手が出るほど欲しがっただろう。

友達はもちろんいるに越したことはない。
ただ、最小限でいいと思う。一人いればいい方、数人でまあまあ、10人超えたらちょっとキツい。

一人のときにできる最高の時間の使い方を紹介する。
それは「自分磨き」一択だ。
運動、筋トレ、教養を身につけるための読書、習慣づくりなどなど、なるべく将来のためになることがおすすめ。

一人の時間は孤独な気持ちに押しつぶされるのはもったいない。
どうせなら「ギフト」だと思って自分磨きの時間に使おう。

自分磨きをしてステキになったあなたにきっと誰かが反応してくれるはずだ。

2023年4月9日(10日分含む)作成 863文字
筆者の個人的な目標として、最低334文字の文章を毎日書くこととしています。
3日で1000文字越え、1年続ければ12万文字以上、とにかく続けることが目標です。書評だったり、日々感じたことだったり、基本的にその日その場でテーマを考えて書きたいことを書いています。
日〜土曜日7日分を日曜日に一気に更新予定です。
ただ文字を書くことを目標としていますので、日々クオリティに差はあります。
言っていることはただの個人の主張です。

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