離婚する人が増えたのは不幸なのか?を考える。
3組に1組が離婚、というデータはさすがにいいすぎらしいが、とにかくどんどん増えつつあるのは事実のようだ。
寿命が伸び、結婚期間が長くなることでそのうちに熟年離婚する夫婦も増え、離婚数増加の一因にもなっている。
巷では離婚は良くないことのように言われがちだが、果たしてそうだろうか。
人生の選択肢も増え、寿命も伸びている現代社会で、別に一人の人と永久的に関係を結ばなくてもいいのかもしれない。
自立した女性が増えたことも一因だろう。
女性の経済力の上昇と離婚率の上昇は、実際比例しそうだ。
離婚が少なかった時代は、離婚したい人が少なかったのではなく「離婚できる人」が少なかっただけではないか。
お見合いという、側(仲人)から見て同レベルの相手とのマッチング方式だから上手くいきやすいのだという意見も聞いたことはあるが
現代でも基本は同レベルの男女でしか結婚には至りにくいはずだ。
容姿だったり収入だったり。自分の周りの夫婦を思い出せばなんとなくわかるだろう。
「離婚する」ということが現代よりも激しくネガティブな意味合いしかなかった時代に、離婚という選択肢をとれる人間が少なかっただけだろう。
現代はもちろん、女性の経済レベルも上がり、老後の年金制度の充実もあり、離婚の刺々しいイメージも丸み帯びてきたことで、選択肢の幅が広がったのだ。
見方を変えれば離婚する人が増えたことは、喜ばしいことと言っても過言ではないのだ。
2023年4月13日作成 596文字
筆者の個人的な目標として、最低334文字の文章を毎日書くこととしています。
3日で1000文字越え、1年続ければ12万文字以上、とにかく続けることが目標です。書評だったり、日々感じたことだったり、基本的にその日その場でテーマを考えて書きたいことを書いています。
日〜土曜日7日分を土曜日か日曜日に一気に更新予定です。
ただ文字を書くことを目標としていますので、日々クオリティに差はあります。
言っていることはただの個人の主張です。
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