見出し画像

韓国のヴィーガンカフェで1年後の自分に手紙を書いた日

デジタルな時代でもアナログな手紙やノートに書く日記が大好きな私。noteを拝見していて見つけてしまった素敵なカフェがあります。

それがこちら!

널담은공간(ノルタムンコンガン) 景福宮店
地下鉄3号線 安国駅 1番出口から徒歩6分

景福宮の裏にあるヴィーガンカフェなのですが、ドリンクだけでなくレターセットを購入すると1年後の自分に手紙を書くことができるのです(日本にも発送可能!)📝

たまたま青瓦台を見に行く日で景福宮方面に行く予定があったため、なんというナイスタイミング!と喜んで早速行ってみました。

1階で注文。ヴィーガンチョコラテ6000wとレターセット5000Wを購入。レターセットは便箋ではなくポストカードです。ポストカードの柄と、封をする時の蝋の色を選べます。ポストカードは4種類あり、私は今年の干支であるへびを選択。蝋の色は赤、金、銀があり、金にしました。

ペンの下にある袋に入った3粒が蝋です

蝋で封をするための作業台と手紙をポストする棚も1階にあります。棚に入れた日付に発送してくれるシステムです。ペンもそこで借りられるので安心。

365日分の棚

2階と3階がカフェエリア。私が行ったのは平日の12:30頃でしたが、雪の日だったからか貸し切りでラッキー。

2階

3階。写真を撮りに行った頃にはお客様がいらしており、無人のところだけ。

ゆったりした空間で一生懸命ポストカードを書きました。驚いたのは、あれほど苦痛だったハングルでのライティングが、今では楽しく文章を書けるようになったこと!

留学当初はハングルを上手に書く事も苦手で、ノートの文字はガタガタ。ライティングの授業の初日、100字ですら「本当に無理!!」とプツっと切れそうになりました。それが今では、簡単な文法ではありますが授業中に600時程度の作文であれば書けるし、何よりも苦痛ではなくなり、個人的に大きな成長があったことがわかります。

今でもTREASURE好き?とか書いた

1年後の自分がこの手紙を受け取った時「こんな簡単な文法ばっかり使ってた時があったんだね」「ここ間違ってる」と笑い飛ばしてくれるくらいこれからも成長し続けることを願って、いーっぱい書きました。途中で泣きそうになりました😂

ヴィーガンチョコレートラテも優しい甘さでとても美味しかったです♡

書き終えたので1階へ。蝋を溶かして封をします。

蝋の溶かし方の説明書

チャッカマンがあるので自分で点火。

じわじわ火で溶かす
溶けた蝋にハンコをぎゅっと押して
完成!

あとは好きな日付の棚に入れて完了!

こうやって自分や好きな誰かに手紙を書くことは、語学学習の上でもすごく楽しいものなのだと発見。1年後の自分はどうなっているかしら。

留学中だった自分から1年後に手紙が届くなんて、すごくわくわくするのは私だけでしょうか。こんな素敵な夢のあるカフェを帰国前に見つけられて良かった!

私が行ったのは雪の降る平日だったためか、観光客はゼロで韓国人の方々が普通のカフェとして利用していましたが、観光シーズンには人が多そう。

ソウルにはこの景福宮店だけではなく、南山公園近くの古い住宅街、解放村にも店舗があります。ヴィーガンカフェに興味がある方や、韓国でちょっと変わったロマンチックな思い出を作りたい方は、ぜひお立ち寄りください!