フランスの大洗礼
いろいろ、頑固なフランス人。
日本で何かしらのビザを取ってフランスに来たかったのだけれど
フランスで申請できる!と言い張る夫を説得できず、パスポートのみで入国しました。その後、結婚してビザを申請。そしてついに今年の2024年1月末にレセピセと呼ばれる仮の滞在許可証のようなものをもらいました。
この紙があれば働けるし、フランスに合法的に滞在してもいいことになります。対応してくれた女性の話では4週間ほどで滞在許可カードが出来るので、また連絡します。とのことでした。
もともと、暑くなる前の5月に日本に一緒に一時帰国しようと話していて、
4週間とは言ってたけど3か月あれば十分間に合うだろうと思って、飛行機のチケットを買った私たち。
そして県庁からの連絡は…あれ?来ないな。毎日ポストを覗く日々。
問い合わせすること2度。現在制作中です。以上!
そして送られてきた新しい期限が3ヶ月延長されたレセピセ。
レセピセで行けるか?調べると1度目の申請のレセピセではフランス再入国できませーん!だってよ。
今までフランス入国でビザを求められたことなんてなかったよな?
って思って、しれっと入国する方に賭けようかと思ったのですが
最近一時帰国した友人の話では結構厳しくなってるとのことでした。
CIMADという機関に問い合わせたら、今回の日本行きはやめた方がいいでしょう。もし見つかれば今の滞在許可さえ取り消される可能性もあると言われ、今回の日本行きは諦めることにしました。
残念なことに、私たちは変更不可のチケットを取っていたために一切の返金がされず2400ユーロを失うことになりました。
現在のレート換算すると40万円程。
今回の日本行きのために昨年はバカンスは家で過ごし節約したことや、やはり夫が一生懸命働いて稼いでくれたお金なのでそれが水の泡になるというかどぶに捨てたような行為となってしまったことが悲しくて悲しくて
涙が溢れました。
変更可能チケットを取っておけばよかったのか
レセピセをもらった時に3か月以上かかる可能性を聞いておくべきだったのかどこでこんな歯車が狂っているのか
よくわかりません。
公的な事務処理が遅いというのは知っていたのだけど。
今まで、ストライキに巻き込まれて予約していた列車やバスがキャンセルになることは多々で、そのたびに代替えの輸送方法を探したりイライラすることはしょっちゅうでしたが。まぁ、ストライキ大国だから仕方ないかと終わらせれていました。そんな不便さもフランスの醍醐味くらいに思えるメンタルさえ持ち合わせ、強くなったつもりでいましたが
今は心がバッキバキに割れ、鬱々としています。