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品管組織のあるべき姿!? ~組織 ⇔ 人~

こんにちは! あたたけ です。

食品企業の品質管理・品質保証はどうあるべきか』があたたけ的に話題?になっています。
なんか昔もあったなぁとふり返ってみると、2年前の同じ時期に。。。
『上期のふり返り&来期に向けて』というタイミングですね。

当時のあたたけ的結論として、『一つの品管組織の中に品管機能(PD担当)と品証機能(C担当)を別チームで持つ』としましたが、今もそこは変わっていないですね。
てゆーか、改めて『やっぱりそうだよね』という感じです。

さて、この2年の仕事のスタンスをふり返ると、『品管機能に全力投球、品証機能は最低限(ほぼ外部への検査委託だけ)』というものでした。
このスタンスは会社にもマッチし良かったかなと思います(自画自賛!)。

で、このタイミングで改めて議論になっている?のが、『品管機能に振り切った組織が、営業部門に対してブレーキをかけられるのか』という点です。

組織論で考えると『アクセルとブレーキは別組織』『ブレーキ役はアクセルを牽制する』が正しいんですよね。
そらそうだって話です。
一方で、この2年間、『品管(ブレーキ)が営業(アクセル)の支援に特化した状態で何が起こったか』をふり返ってみると、『止まるべきところは止まっている』という事実が明らかなんですよね。
理由を改めて考えると、『営業部門の責任者の力量』かなぁと思います。

と、話を進めると『組織・仕組みではなく、人による管理では暴走しかねない』と言われるわけですが。。。。
最近思うのは『人による管理で良いんでない??』という、ある意味、食品品管業界にケンカを売る発想なんですよね。

だって、仕事をする上では『個人の資質』って大事じゃないですか。
適材適所という言葉があるくらいですので。
であれば、安全性も『営業(+品管)部門の責任者個人の資質』で管理するとして、その人たちの『人事(任命・評価)』で管理すれば良いんじゃないのかなぁと思うわけです。

言いかえれば、人事考課や管理職の資質として『安全性への配慮』を入れれば良いってことですね。
もっと言えば、『安全第一』と言いながら、従業員にとって最大の関心事(≒モチベーション)に安全性の話を入れてないのは論外だろうと。

まぁ、そもそも、『品管≒ブレーキ役』という発想があたたけはあまり好きではないんですけどね。
品管の役割は『ナビ』だと思いますので。

最近の?カーナビは道順だけではなく、制限速度なんかも教えてくれたりしますが、同じように『目的達成(≒高品質の商品)のために、どんな手順が望ましく、何をしてはダメなのか』を示すのが望ましい品管の姿かなぁと。
ついでに『運転アシスト機能(≒緊急時のハンドル操作やブレーキ)』もあれば良いかもしれませんね。

何にしろ、アクセルとブレーキは表裏一体なので、同じ人(≒営業部門)がまとめて持った方が組織としてスムーズに進むのは確かでしょう。たぶん。

ということで、『組織としてアクセルとブレーキをバランスよく操作できる人材を育てる』が、品質管理・品質保証の理想的な姿な気がする、今日この頃です。

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ではでは。今回はこの辺りで!

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