ドイツでWWOOOFをした話。
5月24日金から 28日火までWWOOOFをした。
こーーーーーんなど田舎で。
Laudaていう、ドイツ人でも知らない街です。
でも行ってみたら、たくさんの農家さんがいて。
早速、駅に迎えに来てくれたBaumannさんと会って、彼のゲストハウス(Kneipeつき)に案内してくれた。今日はなんもないよーと言われたから、ひたすらテレビ見てた。
次の日 7時おきで、ぶどうの枝切り?みたいなのを手伝った。とんでもなく広い畑にポツンと一人でおかれて、作業すること5時間…
おわったーーーー!
でもまだ迎えに来ない…ということでひーろい畑の脇の道で寝てた。
やっと迎えに来てくれて、昼ごはん食べてそのあとは、今日はもう終わりだよ!!といわれて、家に戻る。
夜はおじさんのマシーンの修理のおじさんとその娘も一緒に、街に一個あるかないかくらいの大きいシュニッツェルハウスへ。
ドイツ語の方言きつすぎてほとんど聞き取れず、。そんなわたしに優しく質問してくれた。その後に行ったアイスクリームやさんでも、ジョークで盛り上げてくれる店員さん。みんな顔見知りみたい。
次の日 休み 日曜が休みだなんて知らなかったよー こんな田舎、何もすることないから働きたかった。
月曜日
7時起きで、土曜と同じことをして、昼ごはんをたべて、午後はワインのシール貼り。終わったら帰っていいよといわれたけど、終わるわけねぇだろ!!てぐらいの量。
でもなんとか4時間シールを貼り続けて終えました。
火曜日
あーもうおわりかぁて。おじさん、朝ごはんに招待してくれて、ワイン3つもくれて。別れ際は、五日間しかいなかったとはいえ寂しかった。
という感じで与えたものよりも与えられたものの方が明らかに大きかったよね。
与えられたもの
・田舎での特別な経験
・ワイン3つ
・4泊
・毎食(レストラン含む)
与えたもの
・計 15時間ほどの労働
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そもそもなんでWWOOOFerを受け入れるんだろう、こんなど素人がぶどうの枝切りなんていう少し責任ある仕事についていいのか?!なんて思いながらやってたわけだけど…
このおじさんの場合は、ボランティア精神からきてるんじゃないかなと思う。若者に経験させてあげたい!喜ばせたい!ていう。
今まで、与えた分と等価なものを返して欲しいて当たり前のように思ってた。誕生日プレゼントあげたら返して欲しいし。今シェアハウスに住んでるけど、トイレットペーパーなくなって、この回は自分で買ったら次の回でまたなくなっても連続で買ってあげようていうことはなくて、誰かが買うまで待ってようて。
でもこういう人に会って、人を助ける、人に尽くす精神を当たり前のように持ってるなぁと。
キリスト教から来てるのかな。
だからこそ、自分は遠い将来生きていなくても、"地球の未来のために"と、環境保護運動を一丸となってすることができるんだと思った。
自分ももっと寛容になろうぜ!!!って思えました。"隣人を愛しなさい"
そしてもう1つ。
いろーんなライフがあるんだということ。
こーんなど田舎に住んで、ほぼ自給自足して、まわりの友達と毎日同じ日々をすごす。経験できて楽しかったし、おじさんも本当に幸せそうだった。バーみたいなものを持ってるし、相当稼いでるだろなぁて思ったけど、でもこんな日々が毎日続くのはなぁと正直思った。でもそれは自分が都会から出てきた人間だからかも。都会ならではのいろんな楽しみを知っているから。
都会ライフと田舎ライフ、どっちを選ぶ?と聞かれたら、間違いなく
都会ですが!!
帰りはヴュルツブルクに寄って、ケルンに帰りましたとさ。
ここへ移動する途中に切符を買うのを助けてくれた、おばさん方も、素敵な旅の思い出の一部になりました。
ちなみに葡萄畑とはこんなようなものです。
何はともあれ、こんな経験とワインと素敵なお話を与えてくださったBaumannさんに感謝しかないです。一年の留学の素敵な思い出の一部となりました。
もう死ぬまで2度と会うことないんだろうなぁ。て留学きてから思うこと度々あります。
これが"一期一会"というやつですね。
でもこういう特別な、人との出会いて、間違いなく自分の考え方に影響を与えるものだと思います。毎日同じように会うクラスメート、先生、習い事じゃなくてこういう特別な経験の時に出会える人のことです。
日本にいた時は毎日同じような人と過ごしてバイトして、、ていう毎日。でもドイツに来たからこそ、農業したい、イベント参加したい、て思って参加するたびに新しい人に出会えて。
一期一会ほど素晴らしいものはない!
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