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ロータリーエンコーダのクリック感をなくすプチ改造
これは「キーボード #1 Advent Calendar 2023」の12/16の記事です。
昨日(12/15)は、eswaiさんの「2023年の自キ活ふりかえりと自作ケースの話」でした。
斜めのスリットが入った3Dプリンタ製のケースがかっこいいですね。
削り加工が引き算であるのに対し、3Dプリンタは足し算が得意という見方もなるほど!と思いました。1st designのケースも完成版見てみたいですね
ロータリーエンコーダっていいよね
自作キーボードでロータリーエンコーダってよく使いますよね。カーソルだったり上下キーだったり、はたまたボリュームの上げ下げなど何かと便利なロータリーエンコーダ。私の現在の愛機”Mooose”は左右分離型ですが、左右それぞれに1つずつロータリーエンコーダを搭載しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1702721346427-H2FfdQHyIV.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1702721376671-YwhKfLwe5i.jpg?width=1200)
自作キーボードショップの遊舎工房ではEC12互換品のロータリーエンコーダが販売されています。他のキーボード部品と合わせて良く購入させていただいています。
ただこれ、24クリック品なんですよね…。しかも割とクリック感強め。
他のサイトではスムースタイプなどクリック感なし版があるようです。(買ったことはまだないけど。)
ということで!クリック感があるロータリーエンコーダをクリック感がないスムーズタイプに改造しちゃいましょう!!!
クリック感なしに改造!
![](https://assets.st-note.com/img/1702724813231-WedOscPFz9.jpg?width=1200)
まずはロータリーエンコーダをペンチなどで分解します。
足の部分4か所を開くと金属部分がはずれます。
![](https://assets.st-note.com/img/1702724824616-vzZyqSxo7X.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1702724839074-dIXY7jLF2Z.jpg?width=1200)
中を見るといくつかのパーツで構成されているのが見て取れます。
エンコーダの3ピン、スイッチ2ピンはこうなっているんですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1702724849772-cDmfWmwWd0.jpg?width=1200)
エンコーダ部分の金属板、これには爪が2か所あります。
下の歯車のような部分、ここにぐるっと溝があります。
この爪と溝がロータリーエンコーダのクリック感を生んでいる正体です。
![](https://assets.st-note.com/img/1702724949478-XndLXKby9M.jpg?width=1200)
つまり!爪が溝に引っ掛からなければクリック感はなくなるのです!
上下(天地)をひっくり返してはめ込みなおします。
溝に当たらないよう、爪を上側にしてしまいましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1702724993482-CctMy3fTRz.jpg?width=1200)
再度上からノブ部分をかぶせ、4か所の足を閉じれば完成。
まとめ
好みによりますが、私はクリック感がない方が好き。
はじめからクリック感がないタイプを買えよ!という声も聞こえてきそうですが、一か所のサイトから部品を購入した方が送料かからないしね。
みなさんも試してみてください。
この記事は自設計キーボード”Mooose”で書きました。
明日はfoostanさんです。お楽しみに。
おしまい。