Amplitudeによるグロースハックの旅 #1「Amplitudeとはなんぞや」

前回、自己紹介とともに、Amplitude頑張ります宣言をしました。

今回はAmplitudeが一体何者なのかを説明したいと思います。

Amplitudeとは

Amplitudeとは一言で言うと、Webおよびアプリで解析するユーザー行動分析ツールのことです。ちなみに「Amplitude」を和訳すると「広さ、大きさ、十分なこと、たっぷり、振幅」だそうです。

もう少し詳細に説明すると、Amplitudeはユーザー軸でユーザーの属性や行動を分析し、顧客理解を深めることができるグロースハック用分析ツールとなっています。
(添付画像は集計対象をセグメンテーションする機能)

Amplitudeはマイクロソフト、Twitter、アディダス、サムスン電子、PayPal、Squareなど12,000以上の企業が導入し、2019年「次世代ユニコーン50社」の1社にも選ばれており、まさに今期待されているツールとなっております。

日本では2019年9月からビジネス展開が進んでおり、パートナー企業を筆頭に導入/運用サポートが進んでいます。

主な機能

Amplitudeには複数のチャートが用意されており、下記のような分析/集計を行えます。

・ユーザーイベント集計
・新規/定着/復帰/休眠ユーザーの分類
・マジックナンバー抽出
・ファネル分析
・リテンション分析
・ユーザージャーニー集計

添付画像のように複数のチャートが用意されているため、必要に応じて、これらを使い分けることができます。

これらのチャートにより、ユーザーの属性や行動を理解し、プロダクト/サービス改善に繋げることができます。

簡単操作で行動分析ができる

そして非常にシンプルなUIで、充実した機能を備えているため、誰でも簡単にユーザー行動分析を行えます。
自分も最初は使ったことのないツールで戸惑うかと思いましたが、使ってみると簡単で、
1. 分析したい事由に合わせチャートを選び、
2. 集計したいイベントを選択し、
3. 集計対象を選択する。
基本的には、たったこれだけです。
SQLの知識などは不要です。

もちろん集計対象に予め作成していたコホートを選択し深堀り分析もできますし、逆に集計結果で抽出されたユーザー群を新たなコホートとして保存することもできます。

添付画像のようにファネルチャートから特定の行動をしてCVした人をコホートとして作成できます。

他にも、ユーザーが「特定の行動を~回数以上行う」とサービスのリテンションや収益など重要指標が向上するといったマジックナンバーの抽出や、ユーザーの行動データを基にしたカスタマージャーニーの作成などを行えるのもAmplitudeの特徴と言えるでしょう。

まとめ

今回は、Amplitudeは誰でも簡単に、様々なチャートを使ってユーザー行動分析が可能なグロースハック用分析ツールであることを説明しました。

次回からは早速、Amplitudeの使い方やAmplitudeのチャートの見方をお話していきたいと思います！！

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