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恋は宇宙

どうも ありがとう

恋焦がれるなんて経験、人生で何度できるのでしょうか。

あんな面倒で、しんどくて、大やけどを負うものに、翻弄されるなんてね。

う~ん刺激的!不思議なものだ。

美男 美女、お金持ち、高身長、誰でもやけどを負うのだもんなぁ。いやはや、やっかい。

暇つぶしで始めてしまったら、最後はすべてのはねのけてまではまっちゃう。他のことがなんにも手につかなくなる。

もう心はアイスクリームのようにとろけて流れて、甘いバニラの香りがする

なんて素敵な歌詞を書いたのは鬼龍院翔さん。非常に好みです。

ここまで言っといて、真っ当な経験もない私の描いた絵がこちらです。

テーマは「恋してる女の子の脳内は宇宙」

ほんまに、そう思う。

1人の素敵な人に出会って「あたし恋しちゃった」なんてことを言いだしたしまいには、恋する自分に酔い、妄想が膨らみ、現実からどんどん離れて、脳内には宇宙が拡がっていく。

そして、無関係なものは次々とブラックホールに吸い込まれていく。

ひとたび恋が終われば、脳内は空っぽ。無関係なものは宇宙の彼方へいってしまったため、ずっと燃えカスになった恋を思い出すだけ。

本人にとっては、それが壮大なSF映画みたいなんだよね。

でも、周りから見れば低コストのB級映画なんだ。だから、やんややんや適当な感想とアドバイスを言える。お涙頂戴の感動なんてものはなく、とにかく滑稽なのだ。まぁ、実際そんなもんなんだよ。

恋してないと、熱量入んないな。すみません、これは冷めてるモードの私です。あつあつモードになると、おそらくビッグバンの話をしています。

ちょっと話が変わるけども、趣味を人にすると大変だよね。例えば、アイドルとかバンド、お笑い芸人。

本来、好き放題して発散するための趣味が、生身の人間相手なのだから。ついつい行き過ぎたことをしてしまう。それらの活動を、どう位置付けているかにもよるだろうが、混乱しやすいのは確かだ。

「好き」という感情は暴力的で、自分をわがままにしてしまう。「好きになってほしい」という感情を呼ぶのも当たり前のことだ。すると、趣味だったものが、辛いものになったりする。依存だってする。

しまいには、得られる情報だけで勝手にその人を好きになったのに、好ましくない情報を得ると叩き始める。わけわかめやなぁ。

その人が好きなら、その人の幸せを願うなら、その人にとって良いファンでいよう。

かまってもらいたい、独占したい、その欲はその人では満たされない。その時点であなたは、SF映画を見ていることに気がつこう。

よく見てみなさい、周りから色んな意見を聞きなさい。

それは、B級映画だ。

他にももっと面白いものはある。

そうだ、美味しいポップコーンでも食べてみたらいいんじゃないかな。映画の楽しみ方もたくさんあるからね。

しょうもない趣味やで、と言いたい訳ではない。

そんなこと言われたら、私もむかつく。あんたにとってはどうでもいいかもしれんが、私にとっては生きがいなんじゃ、と。

うんうん、大切な時間だよね。この趣味と出会えてよかったよね。

私も私に言い聞かせてるんだ。

それは、全てはバランスだということ。

没頭した瞬間、それ以外がブラックホール行きになる。いつでもパラシュートで降りられるところまでは、浮足だっていい。それ以上は行かない方がいいんだ。

あんなに輝かしいくて掴みたくなる星だって、遠くて暗いところから見ているから輝くんだ。他のことが充実すれば見えなくなるんだよ。

人間を一番揺るがすのは、人間だ。悲しみも幸せも、全てに関係してくる。

それなら、上手く付き合っていこう。

その人とではなく、人と向き合うときの自分の感情と。

あぁ、今日は雲一つない空だ。

よく星が見えるだろう。

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