お正月、ニット帽、フォークランド、羊。
2022
お正月
あけましておめでとうございます
編み上がりました!
白のニット帽
白は好きないろ
冬の白がすき。
(それ以外の季節の白も好き。)
DARUMAフォークランドウール キナリ
二目ゴム編みで編みました。
オモテアミを2回、ウラアミを2回を
延々と繰り返す編み方です。
伸縮性がありシンプルな編み地です。
ふわふわでフカフカ。あたたかい。
この糸編んでいてとっても気持ちのいい糸でした。
フォークランド諸島について。
正直、この毛糸に出会い、
初めてフォークランド諸島の名前を知りました。
どこにあるのかも国なのかも何も知らなかった…
南大西洋に浮かぶイギリス領の諸島。
冷涼で風が強く、1月最高気温15度・最低気温7度、7月は最高5度・最低0度だそうです。
すごく寒いですね。
険しい地形や崖が続く海岸で知られ、その何百もの島々には羊牧場が点在し、人口より羊の数のほうが多く
数多くの野鳥が生息しています。
又数種のペンギンも生息し、ペンギンの国なんて呼ばれたりしているそうです。
表面は羊やらペンギンやらなんだか自然いっぱいで素敵な島ですが1982年、フォークランド戦争という悲しい過去もありました。
これも恥ずかしながら初めて知りました。
20年ほど前にこんな自然豊かな国で悲しい戦いがあったことを…
ニット帽を編み、フォークランドについて調べ、
又編み、羊を想い、若い兵士を想い過ごしたお正月。
物事はいい面だけではなく
悪い面もあり鏡のようであり、
そのふたつはイーブンだとおもいます。
いい悪いではなく、そのどちらからも学べることがあり、平等にやってくるそれらに出来れば受け入れ、優しく包みこむくらいの余裕を持てたらなといつも思います。(なかなか上手くは行かないけれど。)
もちろん良くなりたい、良い方向にいこうというのはあるけど、どうにもならないことは必ずあり、
それは、起こったことであり、現実です。
私は編み物をし、フォークランド諸島について知らなかったことを知れたことに感謝しています。
そしてどこ吹く風と寒いこの島でたくましく生きる羊たちに想いを馳せ、愛を込めて、編み上げたニット帽をかぶり、
今年も一年、世界は平和で
私たちも逞しく生きられますようにと。
2022年お正月。
noteを始めました。
asami
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