掃除が捗る受験勉強 あるいは執筆中のサムネ作り
ところで皆さんも、部屋の掃除が進まないのであればまず受験勉強をすべきだと思いますよね? 本当に不思議なもので、私は従来掃除が苦手なのですが、学生時代、勉強しなければならないと思うと途端に掃除のスイッチが入り部屋片付けをしたものでした。
いや、勉強しろよって思います。でも、一応掃除するにも大義名分は作れるじゃないですか。部屋が片付いていた方が勉強の効率が上がるから、とか、掃除で体を動かして血流を良くしてから勉強をした方がいい、とか。
もっとも、掃除が終わった後にすぐ勉強するわけでもないのでさっさと勉強しろよと思いますが。
それはともかく、私は小説を書くのが好きなので、現在小説の執筆中です。
旧ソ連的な世界観で戦時下の捕虜の女の子が四人くらい集まってバンドを組む話が書きたいと思いたち、現在そんな感じの話をライトに書き進めています。書き上がったらどこかのラノベ系新人賞に送ろうかなと思います。現在、スカスカながら1万字くらい書きました。最終的には15万字くらいになるといいですね。
ただ、残念ながら私は別に戦争捕虜にも音楽にも詳しくないので、書くのにとても手間取っています。
知識的なものもそれなりに調べる必要があるし、特殊な要素が『捕虜』『バンド』と複数あるので、それが両方生きた話にするにはなかなか展開もままなりません。
うまく行かない場面が長いとなかなか集中力がもたず、他のことに手を出してしまいます。さながら受験勉強中の掃除のように。
で、タイトルも完全に決まっているわけではありませんが、noteなどにアップする際のサムネ作りを開始しました。いやもちろん大義名分はありますよ。なにせサムネです。WEBにアップする際に必要な画像です。これを作ってしまえば、もう本文だって完成させるしかないですからね。自分を追い込んだわけです。決して手遊びが楽しくなっちゃったわけではないのです。本当です。
ということで、最初に作ったのがこちら。
戦争捕虜は英語で Prisoner of War らしいので、頭文字をとってPOWで、『POW!! ROCK!! 女子』ってタイトルにしようかなと思いこんな感じに。背景はなんかの収容施設っぽい汚い廊下で、その上にエレキギターっぽいシルエットをのせています。中央にはピンクの三角座りの女の子。また、タイトルだけだと話の意味がわからないので、『戦争捕虜の少女たちが労働施設でバンドを組む』という、内容がわかる文言を入れました。
ごちゃごちゃ系のデザインは難しいなあと思いつつ、見栄え的にはそれなりにいいんじゃないかと思い知人に見せました。知人は苦い顔をして、
上はいいけど、女子がダサい
『戦争捕虜の〜』が見せたいところなのに小さい
などの、そうだよなぁという感想をくれたので、それを元にリテイクを作ります。できたのがこちら。
サムネを作る際に前バージョンをコピペしたのですが、ちょっと失敗して背景が消えたところ、スッキリして見やすくなりました! それはともかくとして、ダサく見えていた女子という文字を消し去り、GIRLSに変えてしまいました。全部アルファベットだと統一感が出ていいですね。『POW!! ROCK!! 女子』だろうが『POW!! ROCK!! GIRLS』だろうが、どのみち意味がわからないため客寄せ効果はないでしょう。だから重要だった『戦争捕虜の〜』の文字を大きくしました。『戦争捕虜の〜』のグレーの囲みを背景に、『POW!! ROCK!! GIRLS』を真ん中に、『戦争捕虜の〜』の白文字を前景にすることで、『POW!! ROCK!! GIRLS』も『戦争捕虜の〜』も読めるように調整しました。そう、私の中では。。
先述の知人に見せたところ。
ごちゃごちゃしてて字が読めない。
おまえこれが出版だとして、広告代理店がこれ出してきたらOKするの?
とのことで、私の努力はまったくこうを奏していませんでした。
知らない作者のWEB小説を読んでもらうにはサムネで内容を伝えるしかありません。そういう意味で、上述のサムネは不親切かもしれませんし、字の書き方を工夫したことで無駄にハイになっていたのかもしれません。
そういうわけで、もう少し調整したのがこちら。
文言を、『バンドを組む』から『ロックバンド』に変更しました。そもそもバンドを組むことより演奏することとかの方が重要だし。
また、『戦争捕虜』『少女』『労働施設』『ロックバンド』などのキーワードの前景を囲み文字にして浮かび上がらせました。また、色も深緑系で、ピンクの補色のためくっきりしていると思います。
これでスマホでスクロールしてても、なんとなくキーワードが入ってきますよね。きますよね?
ということで、なんとかサムネが完成しました!
これでもう、小説を完成させなければこの作業が無駄になってしまうので完成させるしかありませんね! いやー必要な作業でした。受験勉強中の掃除くらい重要な作業でした。これからタイトルが変わってしまうかもしれなくて、また作り直しが必要かもしれませんが、とても重要な作業でした。
さて。
これから頑張って小説の続き書きます。。
※ デザインの素養がないため、もっとこうした方がいいとか、アドバイスをいただけると非常に助かります。