Youtubeで観れる小林賢太郎舞台作品について
さて、舞台『うるう』の記事の後半戦である。
うるうの記事はこちら。
うるうが面白かった、という方、小林賢太郎が気になる方、単純に無料で観れる娯楽を探している方にYoutubeで無料で観れる小林賢太郎舞台作品、KKP作品を紹介しよう。因みにどれも無料で観るレベルの作品ではないのでわたしは悔しいぜ!!と地団駄を踏みながらこれを書いている。でも門は開いていて、いつでも観れる機会がある。それは良いことだと思う。ので書く。
あまり内容についてあらすじを書くのも野暮なので本当に冒頭だけ書く。あらすじを自分が1から組み立てるとかなり解釈に寄ってしまうと思っているので……
『TAKE OFF 〜ライト三兄弟〜』
こちらの作品は自分探しをしている青年、大工、飛行機が好きな人間が奇妙な縁により出会い、始まる話。
正直この作品は「ジョジョ何部が好き?」という質問に「3部は前提として……」としてまず3部を挙げるような…そういうタイプの作品で、KKP作品の中でもとても熱が強く、完成度がとても高い作品だ。過言かもしれないがわたしの中では過言ではないので過言ではないと言います。
『ロールシャッハ』
とある国の「開拓隊」は世界の果ての壁まで開拓を進めた。さらなる開拓として開拓隊隊員と一般市民3人(真面目な隊員、頑固な男、軽薄な男、弱虫のオタクの4人)がチームを組み壁の向こうに大砲を撃つ任務を行うことになり……
これも沢山舞台というか、この世界だからできることが詰まっている作品で大好きだ。
「逆」のお話です。
『振り子とチーズケーキ』
ただの図書館職員が、落ちている日記に出会い、自問自答する話。
わたしはKKP作品がどれも好きだけれど、どれか1作、と1作あげるとするならこれが一番好きだし、これが好きなことをわたしらしいと思います。わたしのツイッター見てる人もわたしらしいな、と思う気がする。
『ノケモノノケモノ』
特別だと思われたい、見栄っ張りの男が謎の男、イルマに出会い、不思議な世界へ迷い込む。
特別に思われたいけど、皆と違うと怖いと思う、そんな「人間」の話。
というわけで今回Youtubeで無料で観れるKKP作品を挙げてみた。もし気になったり、単純に観るものがないなぁというときの選択肢になると嬉しいなと思う。
無料で観れないKKP作品もあり、どれも面白いということ、また小林賢太郎と片桐仁のお笑いコンビ「ラーメンズ」のコントは実は全部無料でYoutubeで観ることができこちらも良いということをここに書いておく。
わたしは小林賢太郎と吉野朔実とうみねこのなく頃にでだいぶ構成されているので(どういう人間だよ)、かなりわたしの文脈の一部の開示だな…と書いてないがあえて書くならこう書くよな〜と下書きに書いていた文章を見て思った。
沢山小林賢太郎さんから貰い、学んだな、とKKPとラーメンズのDVDが並んでる棚を観て思うのであった。
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