【銭湯日記】10日目
-10日目-
21時。
定時で仕事を切り上げているはずなのに夕食を終え、ダラダラしているといつもこの時間である。
銭湯に通いはじめて2度目の雨降り。しかも斜めに降りしきる。足元が悪い。
ワンピースの裾をちょいと上げ、傘をさしつつ小走りに向かう。
下駄箱は44番。
「いらっしゃい」と番台の…おっ、いつもの淑女。
赤い暖簾をくぐると、ちょうどマイシャンの君が一足先に浴場へと進んでゆくところだ。いつもの月曜日と言った感じ。
[本日のぶろ]…じっ……ジェットバス。
今週もジェットバスのよう。薬草風呂になるのはいつだろうか。どくだみ又はその他の薬草が手に入ったらだろうか……その他の薬草?
演歌の流れるサウナは本日はパス。
慌ただしい1日だったので頭がパンパン。このまま入るとおそらく考えごとに歯止めが利かない。
また明日…元気だったらネ。
いつもの愛らしい猫ちゃんはまぁ、いない。
昔馴染みの猫ちゃんもまぁ、いない。
雨に打たれながら帰宅。
銭湯通いも天気に左右されるなァ。
ちなみにまさか10日間も日記が続くとは思わなかった。
(追伸:"HUNTER × HUNTER"と"連載再開"がトレンド入りしていて、てっきり僕ァ…てっきり僕ァアアアア………いつまでも待ちます冨樫先生。)