裂固くんのIB評
裂固くんが影響を受けたラッパーとして、輪入道さんの名前がよく語られる。ラップを始めるきっかけになった人物だからだ。
ただ、裂固くんからは、ICE BAHN(FORKさん)へのリスペクトも随所に感じられる。それダンジョンきっかけかな?と思っていたら、違った。
世界一受けたいラッパーの歴史授業 泰斗a.k.a.裂固編「激闘!ラップ甲子園への道」(2023年11月15日)で、ICE BAHNについて分かりやすく語っている動画があった。
↑7分ごろ。参考にしたラッパーという質問への回答。
High Rhymesってイベントの一回目が輪入道さんで、2回目くらいのゲストがICE BAHN。ICE BAHNが来るって友達がめっちゃ言ってたけど僕ICE BAHNのこと全然知らなくて。でこんな曲作ってるんだよっていうのでIB法っていうのを聴いて。何を言ってるのか全然分からないんですけど韻がもうめちゃめちゃ固い!ってなって。めちゃめちゃ気持ち良いなっていうのをめっちゃその時感じて。でライブ見に行ったら本当にすごいタッパもでかくて、こんなクールな3人組が出てきて、ひたすら韻踏み倒すライブ。てもうめちゃめちゃ喰らっちゃって。そのぐらいから結構韻を踏んだりとか、なんかもうFORKさんの踏み方とかもうめちゃめちゃ研究して。これどこでどんだけ踏んでんだろとか。あっこうやって韻踏むんだ、みたいな。韻固いスタイルめっちゃカッコいいなっていう風に感銘を受けて。
これは2013年8月末のHigh Rhymesだと思われる。越冬じゃなくIB法聴いて喰らったっていうのが渋い!
▶︎フライヤー見るに、2回目ではなく3回目(当時のTwitter引用失礼します)
この時が、ICE BAHNにとって初めての岐阜ライブだった。フライヤーを見るに、ライムガードのリリパという位置付けの模様。
裂固くんがラップを始めたのは何月か分からないが2013年とのことなので、8月末というと、本当に始めたての頃だ。
ICE BAHNは背が高いと言われることが多いが、FORKさんと奉行さんが179cm、KITさんが178cm、玉露さんが175cm(出典:podcast#10)。
先週末の8/31は岐阜に初めて踏み込みました。
HIKIGANE SOUND(ヒキガネサウンド)という奴等が陣取る柳ヶ瀬という街、
BLOCKという箱。
なにもかもが最高でした。雰囲気、酒、料理(特に鮎!!)、何より人間!!
去年のUMBの岐阜の代表にもなったMCだから知っている人も多いとおもうが
HARDVERKという男(周りに居る人間と接し方で間違いなく人徳者だと分かる)が本当にイケてる。
男としてイケてりゃRAPがイケてるのなんて当たり前だ。
だってHIP HOPのRAPだぜ。なあ?
いいですね〜たまらん、この書きぶり。なあ?
この岐阜遠征の時の話は、2013年9月27日収録のICE BAHNのpodcast「オレンチ通信」第7回でも聞くことができる。アルバムリリースしたらリリパ兼ねて地方遠征多くなるのかな?いつか私の地元にも来てほしい。
ヒキガネと繋がっただけでなく、後の2015年にヒキガネに加入することになる裂固くんに強烈な印象を与えたというだけで、大いに意義のある一夜。その場にいた人が羨ましい!
▶︎それから3年後、2016年8月の裂固くんとFORKさん(裂固くんTwitter)
ICEBAHN最高過ぎた!
始めた頃聞きまくっとった感動思い出した!
FORKさん超惚れた笑
この年は4月に高ラ優勝している。男が男に「惚れた」っていうのが嬉しいな!カッコいいもんね、気持ち分かる!
この写真の1年後、2017年8月からダンジョンで共演。そう考えると昔から縁深かったと言えるのかな。
もう一つ、裂固くんのFORKさん評が聞けるのが、Abema「my name is」のFORKさん回(2023年3月)。
素直にFORKさんを目指してますって言えるぐらい、あの人のスタイルがこの時代でも一番極まってる。日本語で韻を踏むっていうことに関しては右に出る者がいないって言える人だと思う
これも嬉しいコメント!
FORKさんから裂固くんへのコメントで印象深いのは、やはりKoK2022のチャンピオンベルト渡す時だろう。2人とも大好きなので、痺れた。