4/27 ICE BAHNライブ

2024/4/27 ICE BAHNライブ @ Clean Up

2024/4/27に横浜のbridgeで開催されたイベント「Clean Up」の感想をまとめました。
筆者はICE BAHNヘッズ歴1年半近くなりますが、ようやく初めてライブを見ることがかないました。
初めての深夜イベント体験記でもあります。約1万3千字。

※いるか分かんないけど、同担拒否の方(俺の/私のFORKからファンサ貰うな!みたいな方、リアコ)は閲覧しない方がいいです

【宣伝】この毎月第4土曜のイベントClean Upですが、開催地のbridgeが2024年12月30日での閉店を発表しています。行きたい方は、チャンスが限られています。

◆言質

ICE BAHNの楽曲「Clean Up」の歌詞に、「ここで起きた事は必ず内緒」とある。

FORKさんにライブレポを書いてもいいか尋ねたところ、「書いていいよ。好きにやっていいよ」とのこと。アレやコレは書かない方がいい?と聞いたら「そこら辺の判断も任せるよ。それによって信用を失うこともあるけどね」と。めちゃくちゃFORKさんらしい返しだなと思った。
本稿が信用を失わない出来だと良いのですが。

◆履修必須

2/9、韻踏合組合主催のSPOTLIGHTがチッタで4/29(月祝)にあると発表され、早速チケットを買い行くことを決めた。

ICE BAHNの出演するレギュラーイベントであるClean Upは毎月第4土曜開催なので、4/27(土)にあると事前に分かっていた。一度の上京でスポラとクリンナップ行けるベスト日程。土日祝なので仕事休まずに済むし、日程が2月から固まっていたのもありがたかった。(スポラ翌日は火曜早朝の飛行機で帰り、9時から働いた。)

ただのファンとしての推測だが、多分本人たちの活動の中で、ホームであるClean Upに来てほしいという思いが一番強い気がしている。Clean Upとbridgeゆかりの曲があるのは勿論、my name isでのFORKさんのインタビューをはじめとする普段の発言からそう感じる。開催地であるbridgeは年内での閉店を発表しているため、今年は尚更そう思っていることだろう。逆に言えば、Clean Up行かないうちは私はいくらファンを名乗ってもLOYALTYを示せていないという気がしていた。IBの映像を見ているとやたらとbridge出てくるし、履修必須なのは間違いなかった(FORKさんにbridge映像によく出てくるって言ったら「借りやすいから」ってあっさりした答えだったが笑)。

◆謎

しかし深夜イベは疑問が多く、壁が高かった。

筆者は元々ロックが好き。ライブといえば、キャパ400-800人くらいの箱で、18-21時くらいに2時間程度行われるバンドのワンマンに行くことがほとんどだ。一口にライブと言っても、深夜のクラブイベントは文化が違いすぎる。何も分からない。そして深夜イベは、ライブレポも見つけられない。だから今こうして書いている。

自分が大学生の頃までは年100枚アルバム聴いたとか3日に1回ライブに行ったとかやっていたけど、そうやって消費する段階は人生で過ぎた。今は、一つ一つちゃんと聴きたい。ライブは、実体験として自分の中に根付かせたい。

私にとっては、首都圏もライブも、日常的に行くものではない。
横浜。深夜。クラブイベント。すべて日常から遠い。だいぶ勇気出さないといけない。でもICE BAHN好きだから絶対行きたい。行きたいけど分からないこと多すぎるから、まずはちゃんと理解しなくては!と思った。

ライブ見たいなあ、は昨年1月時点で既に思っていたものの、「まずこれとこれとこれ履修しなきゃダメだ」と自分の中でなった。で、曲やバトルを見るうちに新たな曲やバトルの存在を知り、crewの全体像が見えてくるまで時間がかかった。シーンに対する理解も私は弱く、ICE BAHNが他のラッパーとどう違うかを知るには、日本語ラップ自体ある程度聞かなくてはいけない。今も日本語ラップに対する理解は充分ではないが、ICE BAHNについては充分予習できたなと思った。まずここまで1年。

深夜イベについては、結局よく分からないから行くしかないなと思った。1年かけ、よく分からないということが分かった。

◆Q&A

私なりに疑問だった部分について、体験して思ったことを書きたい。
(異文化体験記っぽい素人目線で失礼いたします。)

①ヒップホップ好きだけど酒飲まず踊らず出会い求めてない人間は楽しめるのか。

→人によるから、これは行ってみるしかない。私は楽しかったけど友人と行ったしcrewのファンなので。多分今後も、深夜は行くとしたら友人と2人で行くと思う。交流するのを楽しみに行く人がいるのも分かるけど、私はMCと親しくは話せない、憧れが強すぎて…

②23-5時っぽいけど6時間は長い。どういうスケジュール感なのか。皆ずっといるのだろうか。途中で帰りたくなっても終電後だからどうするのか。

→クリンナップに関して、
23-1:20ころDJタイム、その後ライブ開始
1:40-2時 ICE BAHN
この辺メモしそびれ
3-3:40 MEATERS

私はココで帰ったけどその後DJタイムで終わったの5-6時?

出演者によってタイテ変わるにせよ、大体こんな感じだった。私は24時に行ったが、ライブだけ見たいなら1時に来ても遅くないと感じた。帰りたい時に帰れるよう、私は近くにホテル取ってたけど、多分皆始発に乗って帰るのだろうと感じた。

③眠くないのか。何時に起きて現場来てるのか。

→考えてみたら、私はそもそも人生で徹夜したことがなかった。日本統一は深夜番組だけど、早めに寝て深夜に目覚ましかけて起きて見て、また寝ている。
これは今回、15-19時頃まで寝て臨んだ。昼寝はした方がいいと思う。私は変な時間だから結局あまり寝れなかったけど。
眠くないのか…は、アドレナリン出まくり、逆に目が醒めた。後述するけどクリンナップ見た後、1週間ほぼ眠れなかった…

④酔っ払いに絡まれないか。

→絡まれた。外に出て飲もうよと。「遠路はるばるライブ見に来た」と説明したら、「それは応援しないとね!」と引き下がって行った。もう一人は聞き取れないほど呂律回ってなかったから、物理的に距離を取った。

⑤女性割合

→クリンナップもスポラも女2:男8の印象だった。

◆bridgeへ

当日は横浜で、ICE BAHNの聖地巡礼をした。
昼にICE BAHNのご友人(ケンさん)の営むピザ屋さん、
夜にFORKさんの地元の後輩の方が腕を振るう和食店、
その後にフリースタイル日本統一関東死闘編のチーム神奈川の紹介映像ロケ地となったバーへ行った。

▶︎詳しくはコチラの記事参照

Clean Upは2千円2ドリンク付き。めちゃくちゃ安いと思った。外で飲むよりいい。
中にはコインロッカー(小さめ)がある。
喫煙所で話す人が多いと聞いていたが、会場後方の通路っぽいところだった。煙草苦手だけど分煙だから匂い大丈夫だった。

とりあえず「家出る頃には過ぎてく0時」という歌詞があるから、24時頃行くことにした。確か着いたらすぐに句潤さん来たかな?

後ろの方で友人と飲んでいたところ、程なくしてFORKさんと奉行さんが来た。
入ってきた瞬間「FORKさんと奉行さんだ!」と思った。

友人から「話しかけたら?」と言われたが、自分にとっては本当に憧れの存在のため畏れ多く、近付けなかった。

しかし奉行さんは4人の中で唯一話したことがなく、ICE BAHNのライブでなければ会えない可能性が高いため、勇気を出した。サインと写真をお願いし、快く応じていただいた。紙の面積の割に小さく書いてくれたから、次回ICE BAHNで一枚完成させればいいのかな。

次回これに3人書いてもらおう

ピザを差し入れに、ケンさんも来た。
FORKさんは夜に来店し、昼に行った私達はニアミスだったとのこと。
「ファンの子が来た」と伝えてくださったそう。優しい!玉露さんも会ってみたいって言ってたよ〜と。
ケンさんにも「話した?話す?」とご配慮いただいたものの、やっぱり近付けないなと思った(好き避け=好きすぎて避ける状態)。とりあえずFORKさんと話すのはこの日は諦め、ライブが見られれば自分的にオッケーということにした。

◆MEATERS

順番前後するが、句潤さんにも会えた。

先日ALLWELL行きました!ビール3種飲み比べが楽しく皆様親切だったのでまた行きたいです!仕事の時毎日ALLWELLのコップ使ってます!リュックもALLWELLで買ったやつです!家の鍵にはALLWELLのタグ付けてます!
と心の中で思いながら(思うだけで言えない)、サインと写真をお願いした。実際は句潤さんも好きだからこそ話せないとなり、「大好きです!」と言ってサッとお願いしてサッと去った。

句潤さんは去り際グータッチしてくれたので、
ライブ行くこと決めてから個人名義含め音源手に入るやつ全部買って毎日聴いてます!ライブ楽しみにしてます!
と心の中で思いながら(思うだけで言えない)、「ありがとうございます!」だけちゃんと言葉にした。

この1ヶ月、本当に毎日句潤さんの声を聴いていた。
MEATERSのライブ最高でした。

◆ライブ

ICE BAHNの出番は1時40分頃から2時頃まで。
深夜イベの20分のライブレポとは思えないくらい長く語りたい、界隈の楽しみ方として大丈夫かちょっと心配だが……。

ライブ映像はYouTube、Abema、DVD化しているものなどを見ていたが、映像として手元にない曲が結構ある。そういうのを何かやってくれればな、と思っていた。

◇セトリ

1.宣誓 (2013, Rhyme Guard)
2.Loyalty (2018, Legacy)
3.VS (2008, Over View)
-MC(#201)-
4.ヒストリア(2013, Rhyme Guard)
5.Legacy (2018, Legacy)

◇VS


1年半近く好きで聴いていての初ライブだったため、どの曲もアガったが、一番嬉しかったのはやはりVS。

私はICE BAHNのライブ映像は、結構探して見ている。

▶︎この記事参照

Rhyme GuardとLegacy収録の曲は綺麗なライブ映像が結構残っている。逆に言えば、それ以前のアルバムの曲はライブ映像がそんなに残っていない(素人がスマホで撮ったようなのは追ってない)。なので、まずどの曲をやっているかよく分からない。

ファンとしては、crewが各アルバムでどの曲を「ライブ向き」と捉えていたのかが知りたい。あと曲順を見て、その曲をどう捉えているか知りたい。でも昔のセトリとかdigっても出てこないので想像もつかない。今まだ披露している曲が、そのアルバムでのライブ定番曲という位置付けなのだと思う。

Loose Bluesなら「あまのじゃく」は今もやっているのを見た。このアルバムから他にやるとしたら、タイトル曲になるのかな?私はバンザイとリアリストも好き。

STARTRECからライブでやるなら越冬とクラウチングになるだろう。IB法も2016年のSTUDIO韻シストの映像でチラッと見た。

Over ViewからやるとしたらCheck Rave、Jack Hammerかな。私はダイナモンドが好き(ライムボカンはもっと好き)。言わずもがなベストマイクロフォニスト賞も(昨年のスポラで少し期待したが…)。

で、この日はOver View収録の「VS」がサラッと入っていたので驚いた。
VSのライブ映像は、2007年の「大蝕」DVDでしか見たことがなかったからだ。
VSって今もやるんだ?!と思った。

しかも大蝕の映像って若すぎるから、流石に古くてこれまであまり見返さなかった。しかし、クリンナップ後に見比べた。

FORKさんは声が軽くて高いし、マイクの持ち方も違う。
KITさんは髪が長すぎる。
玉露さんは変わらないな〜とどの映像見ても思うけど、やっぱり今が一番カッコいい、3人ともそれはそう。

あとこの映像見る限り、この時期は立ち位置向かって左からKFGになっている。そして3人ともドッグタグを着けている。同じOver View収録「足跡」に「メンバーのドッグタグ握り」という歌詞が出てくる。可愛いエピソードだと思う。

アルバムの中では地味な立ち位置の曲だと思っていて、大蝕の映像でもそんな良いと思わなかった(見返したけどやっぱ大蝕だとそんな刺さらない。DJが違うから?40代のMCのパフォーマンスがかっこいいから?)。ライブでやるならVSなんだな〜と思っていたが、ライブで見ると…カッコいい!全員のバースがヤバい!ビートもループ感が気持ち良い!クリンナップ終わってから毎日聴いている。今の4人でのライブ映像を手元に残せて嬉しい。

クリンナップで撮った映像→CD音源→大蝕→クリンナップ→音源→大蝕と聴き比べながら何十周もしていると、もうなんで私この曲のこと地味な立ち位置とか思っていたか分からなくなってきた。めちゃくちゃカッコいい。既に結構聴き込んでいるにも関わらず、ライブで見て更に好きになることができて嬉しい。曲への理解度が上がり、楽しいライブの記憶と共に愛着が増した。

◇FORKさん談

ちなみにFORKさんに「Over Viewの曲やるの嬉しい」と伝えたところ、Over Viewだっけ?みたいな反応をされた笑 KITさんにもケンさんにもVSめっちゃ嬉しい!と伝えたけど、みんな反応弱かった笑

Q. VSについて
最近ちょいちょいやるようになったけどずーっと何年もやってなかった曲。突然奉行がこれやろうよって言ってきた。で最近ちょいちょいやるぐらいの曲。そういう意味ではクリンナップ以外ではやらない。クリンナップは毎月だから

奉行さん天才だな。やっぱ普段やらない曲見たければクリンナップに来るしかないのか。
FORKさんに確認したら、読み方はやはりバーサスじゃなく「ブイエス」で正しいとのこと。

Q. 私が好きな宵あざみ、I LIKE IT、サンメンキョウはセトリに入ってることはありますか?
皆で練習が必要になるね。何年もやってない。当然リリースした頃はやってたけど

Q. セトリは誰が決めてますか?
時と場合によるかな。大体俺か奉行が多いかな

Q. 玉露さんだと思ってました!
そういう時期もある

奉行さんは分かるけどFORKさんがセトリ考えるのはかなり意外だな。どういう担当分けなんだろう。

クリンナップで他にやった
・宣誓(2013アベマ、2022ヒプ)
・Loyalty(2018アベマ、2022ヒプ、2023口喧嘩、スポラ)
・ヒストリア(2013アベマ)
・Legacy(2018アベマ、FSD、2022ヒプ、2023口喧嘩、スポラ)

も各種映像見比べたいんだけど、スポラで聴いたクラウチングが好きすぎて、ダブ→CD→ダブ→CDを永遠聴いててまだ飽きない…。

◇雑感

玉露さんは靴と歌詞(しかも私の好きな歌詞)を飛ばしてたけど笑、まあそれがライブ!と思った。
あとはMCで、私が玉露さんから今聞きたかった言葉を聞けた。聞けて良かった…。

MCの内容で、KITさんの生年月日が分かった1977(昭和52)年5月5日生まれ
実はKITさんに聞きたい質問としてメモしていた一つが生年月日だった。

なんか調べてもFORKさんしか出てこなくて。家帰ってから玉露さん調べたけどやっぱり分からない。奉行さんは何歳かも分からない。
KITさんは調べ直したら「ちなみに生まれは5月5日 ウザイ公式壊すべきさ」Freestyle(REVOLUTION 01)という歌詞があるにはあった。

なんで知りたいかというと、誕生日を祝いたいとかではなくて、趣味で、年表をつくってるから。(年表があると情報を調べやすい。)
玉露さんと奉行さんの分は、今度会った時に聞こうと思う。

余談だがMCの時に流れる#201は、sound hills studio=hammer head recordsの住所ということでいいのかな。

Abemaのライブ映像見て、玉露さんコードマイクの扱い慣れてるな?と思ってたが、bridgeがコードマイクだった。クラブはどこもそうなのかな。

ライブ中のカッコいい写真が欲しいなと思っており、照明や画角も確認した。白っぽい瞬間が少ないし、普段暗いところで撮り慣れてないと一眼は調整難しいなと思った。自分で撮れたら良かったけど、スマホの方が楽で確実(カメラ任せにできる)。位置取りもステージと1列目の間隔的に左右に動けず3人収まる画角も難しい。bridge年内閉店だから、どこかで写真残してほしいが。

◆サイン

ライブの後10分くらいして玉露さんが来たので(玉露さんのサイン絶対に家に飾りたいので)、意を決してサインをお願いした。

前回(3/2)KITさんとFORKさんからサインを頂いており、今回の目標は玉露さんと奉行さんからもサインを貰うことだった。

玉露さんのサイン、すごい凝ってて可愛い!嬉しい。ここでもう目標達成。

額装した 玉露さん漢字ver

ちなみにKITさんFORKさんは、前回は額装用のサインを頂いたので、今回はスマホと財布に入れて持ち歩く用の名刺サイズの紙にサインしてもらった。3MCを週替わりで持ち歩きたいと思う。いつも目に入るからすごい嬉しい。

玉露さんローマ字ver

ちなみに。サインに付いても考えを尽くした。

ペンは定番どころを全部買って試した結果、にじみ無し、裏写りなし、線と黒色の出方が良いプロッキー。
保護用スリーブは100円均一の文具コーナーで5種類くらい買って一番しっくり来たやつ。
名刺サイズの紙は書きやすいようクリップボード採用。
スケッチブックは定番のマルマンB6サイズ。ミニ色紙でもいいけど持ち運びやすさ優先。

研究の結果コレ

反省点があるとすれば、B6はミニ額のサイズとしてメジャーではないから、選択肢が少ない。サイズの近いポストカードサイズの方が額の展開が多い。
なので、最初に可愛いミニ額買ってから紙のサイズ選ぶのもアリだった。

アパレルは洗えば薄れるし、CDジャケットは紙質により薄れるから、保存性を考えると私の中ではこれがベスト。日本語ラップ界隈、アパレルにサイン貰ってる人多く見るが、あれは洗わないのかな?特に考えず物販で買ったものに、って人が多いのかな。もしかして私は用意周到すぎるのか?

今はライブカッコよかったからKITさん

◆いろいろ繋がった

直後FORKさんが来て、私の顔を見るなり「いろいろ繋がった」と言った。

繋がった?
ピザ食べたことかなと思い、お店に行ったことを伝えたら「聞いた聞いた」と。

玉露さん「ブログの人?
FORKさん「繋がったね

頭が真っ白になった。
本人に読まれた上、筆者だとバレている!

2ヶ月前に上京した時に3人と話せたが、サインと写真をお願いするくらいで、1分も話さなかった。2ヶ月前に一度躓いた路傍の石の形を、覚えているとは思わない。何と何が繋がったかは怖くて聞かなかったけど…(夫曰く「田舎者だから目立ったんでしょ」とのこと。)ネット上に居住地書いてないし、FORKさんが推測じゃなく断定の表現で言ってきたのが謎。

筆者は4/27時点でICE BAHN関連noteを30本、13万字以上書いていた。

見知らぬ奴に尋常じゃない熱量で粘着されたら本人は嫌なのでは?と思い、本人のアカウントに絡まず、自分のアカウントのFF数も増やさず、検索でたどり着いた一部のヘッズが読んでくれたらなと思っていた。わずかフォロワー10人ほどのアカウントである。

本当に大好きなのでと言うと、「いやーすごい、伝わる」「いやー嬉しいな〜、あれ嬉しい」と2人に言われた。伝わる…?!私の愛がICE BAHNに伝わるということがあって大丈夫なのか??しかも嬉しいのか…?!嫌ではなく?!

KITさんにも「渋谷で会ってますよね?」と言われ、ワンオブゼムを覚えてくださっていたことをありがたく感じた。(玉露さんが「さっき送ったブログの子」と説明していたから、KITさんにはまだ読まれてないらしかった。)

玉露さんは私とFORKさんのツーショットを撮ってあげる!と言って撮ってくれたけど、私はcrewのファンだから玉露さんも大好きですと説明したところ、「それは珍しいパターン」と言われた。だから、noteまだあんまり読んでないのかなと思った。読めば玉露さんのこと大好きなの分かるはず。

そして玉露さん、一杯奢ってくれた。身に余る光栄だけどマジで畏れ多い。本来私が謝礼払うべきじゃないでしょうか。ありがとうございます。

◆FORKさん

FORKさんはこの後15分ほど話してくれたが、いつの間にか私の顔からは滝のような汗が流れ落ちていた。ライブを見てる時は暑くなかったのに。

とりあえず怪しい者ではないと示さなくては!と焦っていたので、こういうちゃんとした仕事してて…本当にファンで…というのを必死に説明した。一緒にいた友人によると、手が震えていたと。中学からの長年の友なのに「あんな姿初めて見た、ガチオタなんだね」と言われた。そうなのよ。

嬉しい。とんでもないdigの仕方をしてる。あまりにもすごすぎて」と言っていたので「気持ち悪がられてなくて良かったです」というと「あれ?気持ち悪がってるの、通じてない?」と返してきたのも、めちゃくちゃFORKさんらしいなと思った。

ヤバいよ。イカれてるなと思って。愛を込めて『イカれてるわ』と思って。でも嬉しい。今まで、なんかこういう俺らを追ってくれてる人の中で一番すごいと思う。あんだけ追ってくれて

私はインタビューなどですら好きすぎて暗記しているレベルだから、FORKさんが他ならぬ私に向けた言葉は、今でも耳から離れない。FORKさんは嬉しいと思わなければ嬉しいと言わないのを私は知っている。応援するためにアカウント作ったから、本人が嬉しいと言ってくれたなら、もう役割果たしたようなものだ。こんなこと言われたら嬉しくてたまらない。ファン冥利に尽きる。ライブに来るまでの1年半近くの労力が、全て報われた。このような幸せがあって良いのだろうか。
少なからずヒップホップを聞いていたのに、20年以上ICE BAHNの存在に気付かず、申し訳ない思いでいた。でもそれが全部吹き飛ばされた。20年以上活動するFORKさんからのこの言葉は恐悦至極である。やはり長年リアルタイムで現場を見てきたヘッズには、追いつけない部分があると思っているけど。

FORKさんはココにこんな刺さってるとは思わなかった、的なことを言っていた。私もまさかICE BAHNのようなcrewにハマると思わなかった(ヒップホップも好きだけど音楽的にはちょっと別だと思う)。このタイミングで日本語ラップにハマるとも、深夜のクラブに来るとも、横浜と縁ができるとも思わなかった。3人が何年も前に書いたリリックが時間を超えて刺さり、ここまで私を連れてきてくれた。(俺の今が数日、数ヶ月後お前の今となった瞬間結合 立場も境遇も越えて価値観を共有する youとの一瞬がベスト。これFORKさんの歌詞で好きなやつです。)

閑話休題。今日、5年ぶりぐらいの友人に会い、最近何ハマってるの?と聞かれた。

私「ラップ」
友「ラップ?!」(ロック好きだと思われてる)
私「この間、横浜の深夜のクラブイベントに…」
友「横浜の深夜のクラブイベント?!」(そういうの行く人間じゃないだろの意)
私「好きすぎて13万字くらいブログに感想書いてて…」
友「13万字?!相変わらずだね!」(これはそう、書く人間だから)

みたいなことがあった。そこ刺さるんだ!?は友人も皆思ってる。

音楽的ど真ん中はJ5とRS

他には日本語ラップが元々好きなのか、何きっかけで知ったか、私の地元のこと、訪れたお店のこと等を尋ねられた。気を遣って話題を振って頂き申し訳ないと思ったけど、私はテンパっていて、話したいことが全部頭から飛んでいた。

この間、ずっと「FORKさんだ」と思っていた。
仕事でいろいろな人と話すけれど、こういう人は、他に会ったことがない。呂布さんが「なかなかいないです、ああいう人は」と評する通りだと思った。
私の頭の中で都合良く美化されたイメージではなくて、実物も本当にずっとFORKさんだった。ライブの時もそう思ったけど、話していても崩れなかった。普通に話していてもパンチラインが多かった。内容も言い回しも、一言一言がFORKさんらしかった。

感激したが、私はこの後1週間不眠が続いた

思い出して目が覚めて、2、3時間眠っただけで覚醒しちゃってたので(心は健康だけど今の私、寝てないから体調最悪)。
FORKさんはダンジョンで「火曜の夜は俺が眠らせない」と言っていたけど、画面越しではなく実物と話すと、1週間も眠れないことが実証された。

◆バトル論

実はこの週半ば、MCバトルを見るのは自分には合わないと感じる出来事があった。
この状態でスポラに行くとメンブレするから、韻踏は好きだけど行くの止めようかなとすら思っていた。

しかし、シーンについてFORKさんと話していたら全部大丈夫な気がしてきたので、無事スポラを現地で楽しめた。結果、大好きな裂固君が優勝したから行って良かった。このタイミングでFORKさんと話さなかったら、見るのやめてた。

一緒に行った友人(FORKさんどころかCreepy NutsもAwitchもBAD HOPも知らない)も、「FORKさんは言うことが深い」と言っていた。そうなのよ。

◆フリスタ

3時ころ。ゲストライブのMEATERS。初めて見るからiTunesにある分は句潤さんの個人名義含めて買い、予習していた。知らない曲もあったけど楽しめた…けど、ステージの後ろのソファにFORKさん座ってるの見えて、FORKさんだ!って思ったけどあんま思わないように、MEATERSに集中、しようとした。

そしたら最後にステージに皆出てきてフリースタイルが始まった。3時40分くらい。KITさんのフリースタイルとか見る機会少ないからめちゃめちゃ嬉しかった。フリースタイルは今回だけなのか、毎回最後にやるのかどっちなんだろ?

記録としてICE BAHNのフリースタイルだけ文字起こししたいけど、なんとなく本人嫌がりそうだからやめておく(ヒプマイのライブで、文字起こしすると大したことない的なこと言ってたから)。

それが終わったら、玉露さんに謝辞を述べて握手して帰った。早めに寝るつもりでラストまでいなかったけど、結局ホテルに帰っても全然眠れなかった。今も眠れないし。ヤバすぎた。何が起きたか、今でも信じられない。

◆スポラ

ついでに4/29にチッタであった韻踏主催のSPOTLIGHT関東編の話題を。
サウンドクラッシュの中で、「サ上とCRC」さんがクラウチングロケットのダブを流した。
多分昨年末のエンタダで使って以来2度目だと思うけど、エンタダ行ってないし配信もなかったから確証無し。

クラウチングは2003年の曲でFORKさんの声が若いから、かねがね現在の声で高音質の音源が欲しいと思っていた。それがAbema配信のあるダブで叶うとは!越冬もお願いします。

スタートレックと並行してAbemaスポラの1h08m〜1h10mのところ永遠聴いてる。まずFORKさんは期待通りだけど…KITさんと玉露さんも歌い方変えててカッコいい!!これはクラウチングだけどクラウチングじゃないからほぼ新曲のようなもの。玉露さんの良いところで上野さん喋りだすから聞こえない。玉露さんの部分ちゃんと聴きたいから、お金出すので音源買いたい。タザワさんのLEGACYとLOYALTYのダブも欲しい。

◆目標

ライブに足を運ぶまで時間はかかったが、多分1年前だとこんな楽しめなかった。そう考えると、現場で享受できる幸福値が最大化されたから、オールオッケーな気分でいる。今、ファンとしてとても幸せな気持ちでいる。ファンを幸せにしてくれるICE BAHNを選んだ私、見る目ある。

それぞれと一緒に写真を撮ってもらったけど、crew揃ってではなかったので、次は皆で一枚お願いしたい。あと、玉露さんとKITさんカッコいいな…待ち受けにしたいけど真ん中の女邪魔だから消しゴムマジックで消すか?と思ったので、自分が入らないverも、待ち受け用に撮らせてもらおうと思う。

貴重なお時間を頂けるのであれば、ちゃんと質問したい。
自分でもdigってるけど、何せ結成23年、調べても分からないことが多々ある。
今回もどうせ緊張するからと、あらかじめメンバーそれぞれに質問を考えてメモ帳に書いてカバンに入れていたが、すっかり頭から飛んでいた。

世の中には、悲しいのに怒っていたり、不充分なのに満ちたふりをしたり、表面的だったり、尊大なのに謙遜したり、自分を大きく見せたり、演出が入ったり、そういう言葉遣いの人が多いなと感じる。

心は抽象的だから、言語化が難しい。
考えてることと言ってることとやってることを一致させるのも難しい。
難しいけど、ICE BAHNは心と言行が一致してて筋が通っているし、言葉に人柄が滲むからすごいなと思っているラップ以外でも魅力的な言葉を使うリアルだし、本当にカッコいい。押韻についてばかり言われがちだけど、そこのカッコ良さをもっと分かってほしい。

だから、自分でもあれこれ話を聞いてみたいという目標がある。
まずはメンバーの信頼を足で稼がなくては、口を開いてもらえないだろう。
よく知らん奴からいきなり深いこと聞かれても、答えにくいと思う。

でも「FORKさんカッコよかった!またすぐ会いたい♪」という気持ちでなく、「何が起きたか衝撃的すぎて頭を整理できないから、もう何ヶ月か置かないと冷静になれない」というマインドになった。だから、スローペースで現場行くと思う。次いつ何に行くか決めてないけど、結構期間空けると思う。
クリンナップは、あと一回は行きたい。

とりあえず、緊張せず話せる見込みがないから、道のりは長そうだ。


◆今後書きたいこと(IB関連)


①自分が好きになった点と世間の評価にズレがある②情報digりにくかったーということを感じたので、その観点でnote書くと思う。

・ まずはディスクレビュー書きたい。これは伝えたいのではなく作品良すぎて早口で語りたいから

・ 自分自身はICE BAHNのライブ映像→音源→バトルの順で見ていき、最初にカッコいいと思ったのはFORKさんではなかったため、バトル見始めるまで「wikiなんでFORKさんだけ単独ページあるんだ?この人が人気あるの?」と思ってた。ICE BAHN3人ともヤバいMCだと分かるように伝えたい(奉行さんの話いつも少なくすみません)

・ FORKさんについてはバトルだけ評価されすぎ。リリックのヤバさを伝えたい

・ リリックについては押韻構成とか踏んだ数だけが評価されすぎ。私は韻の話そんなに書いてなくて(他の人が書けばいいから)、どの口がどんなことをどんな言葉で言ってるかのカッコ良さを伝えたい

・ 自分がICE BAHNの情報調べるの苦労したから、調べやすい資料を作りたい。音源、バトル、ライブ、インタビューは一覧化終わったから、今度はそれを全て統合して時系列順に整理して年表を作りたい。そこにインタビューで出てきた細かい情報を入れたい

・ 年表つくり終わったら用語解説も書きたい。シーンの知識ないのにICE BAHNだけハマったから、例えば「UMB」とか言われてもそれがMCバトルの中でどんな規模でどんな位置付けの大会か分からなかった。一つ一つ調べる必要があり時間を要した。でもこれは作業量多いから無理かも

ストーカーみたいな、ヤバいファンと本人に思われたらどうしようという気持ちあったが、このたび挨拶し説明したから多分ヤバいファンではないと分かってもらえたはず…。いただいた感動とご厚情に報いるべく応援したい。

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