その名を刻むHipHop現代史

FORKさん(ICE BAHN)はリリックを書くとき、一小節目で一番迷うという。曰く「無限から何を選ぶかだから」(Podcast #3)

第一印象。初恋。初陣。前人未踏の最初の一歩。
何事も最初が肝心とよく言われる。

アンパンマンのギョクロくん、葉山のマーロウのプリン


かるたで馴染み深い小倉百人一首の第一首目は、秋の歌だ。

「秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ」

天智天皇(626ー671年)が実際に詠んだかは定かではないが、農民の暮らしに思いを馳せている、との解釈がある。

▶︎Benesseの解説ページ(リンク有り)

衆院が解散され、「もっと暮らしに目を向けて」と多くの人が願う今のタイミングにも思い出される一首かもしれない。

私は今時分、田圃を見て頭に浮かべる。
詠まれた当時は、2024年にも愛唱されているとは思わなかっただろう。

Have a breakbeats Have a KITさん

8月半ばにMCバトルMATSURIの開催とFORKさんの出場が発表された。
即座にチケット取ったが、懸念もあった。
やはり秋と言えば、皆さん懸念は一つかと思う。

農作業の状況である。

ICE BAHNのオフィシャルグッズのラインナップはキャップ、タオル、Tシャツ。ライブで身につける機会は限られているから、専ら農作業時に役立っている。
筆者は農家ではないが、「高級車で地元に帰る」よりも軽トラが求められる土地柄、農地はある。
我が家では、本日稲刈りが終わった。あとは耕起。
秋野菜の収穫も終わり、サツマイモは追熟中。
玉露さんも、今年7月19日付のブログに芋の話を書いていた。無事収穫できたのかな?

▶︎玉露さんのブログ

左上は市販のステッカー。FORKさんヘッズ以外誰が買うんだよデザイン

横浜のクラブにいる小粋なBBOYから、私のような芋臭い田舎者までをもロックする懐の深いクルー、ICE BAHN。
その代表曲「LEGACY」のMVが昨日、500万再生を達成した

上を見ればキリが無い音楽業界、公開から約6年でこの数字は多いか少ないか分からないが…
YouTubeの再生数は、楽曲「LEGACY」の再生数全体からしてみれば、氷山の一角と言えよう。
私はCDや配信で聴いているし、バトルビートでも多用されている。ライブでもほぼ毎回歌われる。
この曲が生まれてから今までの間、一体何人が、一体何回この曲を耳にしたのだろうか。
タイトル通り、ICE BAHNにとって、間違いなくレガシー(遺産)になる1曲だ。

歌にとって、末長く愛唱され、何度も口遊まれることほど幸せなことはないだろう。
小倉百人一首は13世紀前半に編纂されたと推定されている。
1000年後は見通せないが、未来のヘッズも私と同じように「なんだこの韻は?!」って思ってたらいいな。
ぶっちゃけどう?神RHYMING。いつでもいいからどうか未来に。



2024年10月8日レガシーMV500万再生記念(だけど着地はヒストリアの玉露さん)。

ぴったりで踏めて良かった♪

本人に教えようと思ったものの、普通に話しかけると「サッカー部とアニメアイコン、宝石アイコンは話しかけるな。」(呂布さん風)になるかもしれないから、初めてインスタのストーリーズのメンションを使った。

1分で気付く

仕組み分からなかったけど、調べたところ届いたっぽい。ハイライトも使い方を理解した。

見てくれたっぽい。やったー♪

今日、同じ時間に見てみたら、24時間で1395回再生されていた(公開から暫く経つ割に多いのでは?知らんけど)。1395回中、昨年初頭の私のように、この曲を初めて聴いた人は何人いただろう。毎日毎年、新たなリスナーとの出合いがあればよい。

本日

アルバムのLEGACYのジャケットは氷山の一角。
「ICE」と掛けてるんだろうけど、「既に多くのものを残したけど、まだまだ見せてない部分あるぜ」ってことなんでしょうか?
じらさずにもっと見せて下さい。
まずはマツリで。

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