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手数料込み価格計算機作った
SKIMAやココナラ、つなぐなどのクラウドソージングサービスサービスを販売者側で利用すると、設定した価格から手数料を引かれます。
なので同じ販売価格にするとサービス毎に入ってくる金額が変わってしまいます。
手数料の異なるクラウドソージングサービスを使っているとき、手元に入ってくる金額を同じにするため、手数料込みの価格を計算するツールを作りました。
現在はつなぐ、アズカリ、SKIMA、ココナラに対応しています。
使い方
上部の手取り価格を入力すると、各クラウドソージングサービスでその金額が受け取れる手数料込みの価格を計算して表示します。
また、購入者側にも手数料が必要なサービスでは、別途購入時価格も表示します。
サービス比較と注意点
以下は個人的な各サービスの雑感と、知らないとトラブルになりそうな点について紹介します。
購入者側も含めた手数料のみに着目すると圧倒的につなぐが安いです。
SNSで集客できるひとが直接取引の未払リスクを回避するために利用するサービスとしておすすめです。
アズカリは販売者側はスマホのアプリのみ使えます。PCを持っていないひとには使いやすいかも知れません。
SKIMAとココナラは手数料は高いですが、ユーザー数が多く、企業向けのサポートも厚い印象です。
いくつか依頼を受けて実績を作っておくとSNS上で宣伝していなくても依頼をもらえることがあります。
ただし注意点として、SKIMAのみ取引の終了に関する処理が異なります。
それは、販売者が納品したあと購入者が一定期間内に承認しないとキャンセル扱いになるということです。
つなぐ、アズカリ、ココナラの3サービスは、販売者が納品後、購入者が承認もキャンセル申請もせずに一定期間(3日~7日)経過すると自動的に納品を承認したと判断し、取引が終了するようになっています。
SKIMAの取引終了に関する処理
まずはじめに、SKIMAで取引するときは購入者が取引終了申請に応じるのを忘れるトラブルを想定すると納品予定日が1週間短くなると覚えてください。
それはSKIMAの自動キャンセルと取引終了に関する処理に起因します。
SKIMAでは、納品予定日を7日過ぎると取引が自動的にキャンセルされます。
これは販売者が連絡を返さない、納品してくれない場合への対策と思われます。
一見正しいのですが、販売者がきちんと納品したのに購入者が取引終了申請に応じない(お金も払ったし商品も受け取ったので忘れている)場合に問題があります。
販売者が取引の終了申請をし、購入者が取引終了申請に応じない場合、取引終了申請から3日後にSMSでお知らせが送信されます。
それに対し、販売者が出来る対処は納品期限まで、5営業日の余裕をもってお問い合わせすること、だそうです。
納品期限(自動キャンセルになる日)は納品予定日の1週間後です。
納品予定日に納品して購入者から連絡がないなと3日後に判断し問い合わせたのでは年中無休と仮定しても4営業日しかないので最悪の場合自動でキャンセルされることになります。(これはどう考えても破綻しているのでぜひ改善してほしいところです)
つまり、取引終了申請に相手が応じてくれないリスクを想定すると実際の納品予定日はもっと早めないといけないということです。
購入者が1度連絡に応じたが、その後また取引終了申請の承認を忘れるというパターンまで想定すると7日程度の余裕は必要でしょう。
しかし、SKIMAで設定できる取引の作業期間は50日です。
実際の作業に使える日数はそれより7日少なくなると考えると、作業量が多かったり、丁寧にメッセージのやり取りをして少しずつ進めていくような制作には向かないと個人的には思います。