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激坂モビリティは注目の的でした ~熱海の崖に家を建てる【モビリティ編】

週末無事晴れまして、熱海の激坂を上がって、下りてまいりました。普段、特段目立つこともなく暮らしている一般人なので、激坂モビリティの横に立っているだけで声をかけられてびっくり。今日はその顛末。

熱海の崖に家を建てようと思います。
名付けて、熱海Case Study House。
自腹でケーススタディしながら、
今そこにある技術・アイデアを実装した
現代のCase Study Houseを目指します。


電動アシスト機能付き自転車を借りてくる

夏休みのアクティビティをきっかけに、電動アシスト機能付き自転車に興味を持ち、世田谷・国分寺崖線の坂でケーススタディしてみた私。

熱海の激坂でもケーススタディしたい!
調べると、国立のカルマックスタジマさんがVEKTRON S10の1泊2日の試乗用レンタルをしてくださることがわかり、お借りしてきました。
ありがとうございます!

こんな感じ ↓ で畳んで自走できます。
車のトランクに入れて熱海にGO!

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折り畳みできます

熱海激坂チャレンジのおとも

本日の熱海激坂チャレンジのおともはこの2台。まずは、VEKTRON S10。

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VEKTRON S10

もう1台は、熱海駅から徒歩1分のところにある熱海トライサイクルさんでレンタルしたT-TRIKEのシンクロオメガ。日本製です。

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T-TRIKEのシンクロオメガ

では、いってみましょう!

電池、もたないでしょ?

熱海駅から目的地にむけ、まずは下りが続きます。その後のぼり坂に入り、中間地点くらいのセ〇ンイレブンでいったん休憩。30度越えですから、熱中症に気をつけないとね。

2台並べてチェーンをつけていると、原チャリにのったおばちゃんが興味津々で近寄ってこられました。

おばちゃん「それ、いくらするの?」

「30万円~40万円くらいですかね。あ、これレンタルですけど・・」

おばちゃん「高ー!そんなに出したら原チャリ買えちゃうじゃない。」

「ですよね。でも原チャリだと運動にならないから、体動かした方がいいかなと思って。」

おばちゃん「私は散歩してるから大丈夫なのよ。それにしても高いわね。」

店内に入りお茶を買って、自転車のそばで飲んでいると、次はバイクスクーターにのったおじちゃんが近寄ってこられます。

おじちゃん「これ、自転車だよね。無理でしょ、熱海は。」

「駅から上がってきたんですよ。スイスイこれました。」

おじちゃん「ここから先は勾配がキツイからね。ヤ〇ハのやつなんか、往復の電池持たないらしいよ。途中で電池なくなっちゃったらどうするの。」

「そしたら、そこで降りてきます。あとは下りですから。」

おじちゃん「自転車は無理だって。熱海には自転車屋ないんだから。」

立っているだけでこんなに声をかけられたのは初めてです。熱海のみなさん、自転車に興味津々ってことですよね。

実は箱根の5区レベル

地元のみなさんには「無理でしょ」といわれましたが、VEKTRON S10は、それほど息が乱れることもなく、約30分くらいで目的地のMarie’s Kitchen & Live Studioに到着することができました。

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Marie’s Kitchen & Live Studioの入口にて。

熱海のどんな坂も、10段階の変則ギアと4段階の電動アシストを使えば、8㎞/h~10km/hで軽々走行できます。シマノとBOSCH、tern、すごい。
電池もおじちゃんに心配していただきましたが、フル充電エコモードで100Kmくらいはいけるようなので、この程度の距離(往復8Km前後)はturbo使いまくっても電池マークに変化なしでした。

T-TRIKEのシンクロオメガにのったダンナは、ちょっとヘバってましたかね。ダンナいわく、サドルは背もたれがあり座りやすいのだけれど、変則ギアや電動アシストが「ママチャリクラス」とのこと。熱海トライクルの方によると、熱海駅から十国峠まで往復する方もいらっしゃるとのことですが、僭越ながらまだ改良の余地がありそうです。

復路は下り坂。ここが一番急だなと思う地点でiPhoneをつかって勾配を測ったところ

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斜度は7%。ほんとかな?

あれ、7%だ?

7%でも十分キツイと思うのですが、11%と思っていたので、なんだか緩やかな勾配の印象となりました。

それでも下り坂は自然にスピードが出てしまい、軽く30㎞/hは超えてしまいます。油圧のブレーキも安定しているし、ワクワクしながら、坂をくだりました。風が気持ちよかった!
上りは30分強、下りは20分かな。下りはあっという間でした。

最後に
熱海トライサイクルのおにいさん「かっこいい自転車ですね!」

自転車のおかげで、この日は3人から声をかけていただきました。
注目の的になった気分です。

体力少な目、運動不足、でもスピード大好きな私にとって、VEKTRON S10はかなりご機嫌な自転車だとわかりました。楽しいうちに熱海激坂チャレンジを終了できてよかった。

まとめ

熱海激坂チャレンジのケーススタディの結論は、「電動アシスト機能付き自転車は''あり''!」。

通勤に使うとなると、ヘルメットどうしよう、駐輪場どうしよう、夜ひかれないように蛍光の何か付けないとな、ちゃんとしたスーツを会社に常備しなくちゃかな、などなど心配ごとはいろいろありますが、それも含めて前向きに導入を検討していきたいと思います。

熱海への引っ越しが楽しみになってきました。


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