寄り道をしよう。~熱海の崖に家を建てる【おすすめスポット】
東京では、桜といえばソメイヨシノばかり。熱海がある伊豆は、もう少しいろいろな桜が身近に楽しめます。調べてみると桜の種類は400とも500ともいわれ、図鑑ができるほどたくさんの種類があるようです。
熱海桜は、12月から咲くカンザクラ類の一系統。伊豆多賀とかオオシマザクラとか親しみのある地名がついた桜もあるようです。
私の好きな河津桜は、カンヒザクラとオオシマザクラの雑種なんだとか。
今日は春を求めて訪れた河津桜の寄り道で、いつも違う余計なことって大事だなと思ったことをしたためます。
春はもうすぐ
もう20年になるでしょうか。2月も半ばになると、河津桜と、お隣の南伊豆町みなみの桜が気になって仕方なくなり、花見に出掛けています。
今年は寒かったのか、なかなか開花せず。何度もリスケしていたら、ちょっと満開すぎちゃっていました。
それでも冬の青い空、キリリと冷えた空気の中で、少し濃いめの桃色の花を愛でながら、萌えぎ始めた山や穏やかに流れる川の近くをのんびり散歩すると、ああ来てよかったと思うのです。
崖の家が建ったら電車に自転車を載せて桜を見に行こうとか、崖の家にどんな桜を植えようかしらと、河津桜の帰り道は妄想炸裂。河津桜はもちろん、伊豆多賀やオオシマザクラも植えたい気分。どこに植えるといいかしら。
考えている時間が一番楽しいですね。
修善寺に寄り道
車で河津に向かったわけですが、カーナビのGoogle Mapをみていると、ムム、気になるポイントを発見。
「竹林の小径」
修善寺周辺です。竹の伐採を続けている身としては、どうしても気になってしまいます。寄り道することにしました。
竹林の小径は、修善寺温泉街の中央を流れる桂川沿いの散策道。50mくらいかな。両側に竹林が整備されており、小路の真ん中に竹でつくった大きな丸いベンチがありました。
写真だとニュアンスが伝わらないので、本日も動画でお届けします。丸い竹のベンチに寝転んで空を眺めると、青い空と竹の葉のコントラストが美しい。
私が伺ったのはまだ陽のある夕方でしたが、夜はライトアップもあるそう。
日本経済新聞によると、竹林の小路は、足湯などと同時に実施した公共部分のリノベーション成果とのこと。この度民間事業者が足並みをそろえ、廃屋活用含めた街全体のリノベーションが完了するのだとか。
どうりで、駐車場のおばちゃんが地図をくれたり、修善寺を参拝しておいでと、アドバイスしてくれたりするわけです。街ぐるみの取組みだったのですね。ふらっと立ち寄っただけですが、川辺の足湯にもつかることができ、満足度高かったです。歩き回れる範囲で公共整備を行った賜物ですね。修善寺、いい感じでした。
リモートワーカーなどの新しい需要を開拓して、温泉地再活性化の成功事例になりますように。
崖の竹林もいけるんじゃない?
ところで気になっちゃった「竹林の小径」。「修善寺」などとあわせて、ミシュラン・グリーンガイドの2つ星なのだそうです。Google Mapにポイントされていた理由がわかりました。
最近竹林と闘っている私の目からすると、正直、すごく感激するというほどの景観ではありませんでした。竹林、見慣れすぎなのかな?
暴言吐きますと、ぶっちゃけ、うちの竹林もやりようによっては負けないものなる可能性があるのではないか、と思うレベルだった気もします。
(あくまでも、可能性です。)
熱海の崖の竹林の足元に
クリスマスローズや
シランを配したり。
ホスタもいいですよね。
宿根草を使った竹林版シェードガーデンになったら素敵です。大きな空間に映える宿根草、何がいいかしら。ああ、宿根草についてもっと勉強しないと。
ムギを撒いて一面草原にする方もいらっしゃるようです。それもいいなあ。
その前に伐って積みっぱなしの竹をなんとかしないといけません。やはり竹チップか竹炭にする方法をまじめに考えるのが先でしょうか。
まとめ
伊豆の自然に癒されて、とてもいい気分で3月を迎えました。
タケノコの攻撃がどのくらいすごいか、想像もつきませんが、熱海の「竹林の小径」目指して頑張っていこうと、決意を新たにしています。
やっぱり時々、場所をかえて寄り道すると、新しいアイデアが得られますね。同じ場所でウンウン唸らないで、寄り道しようと思います。