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フローリングって奥が深い ~熱海の崖に家を建てる【設計編】
みなさん、こんにちは。ゆりです。
今日は、年末年始に回ってきたショールームについて報告します。
まずは床材。フローリングって、思ったよりずっとずっと、奥が深かったです。。
熱海の崖に家を建てようと思います。
名付けて、熱海Case Study House。
自腹でケーススタディしながら
今そこにある技術・アイデアを実装した
現代のCase Study Houseを目指します。
きっかけは、新しいコルクタイル探し
基本設計が正式に終わっていないのに、床材何にしようか、というのは早すぎる話なんです。わかってはいるのですが、内装どうしよう、がとても楽しみで、時間をみつけてショールーム巡りをしています。
内装は何も決まっていませんが、唯一心に決めているのは、浴室や水回りは浴室用コルクタイルを使おうということ。コルクタイルというと水回りでカビがでそうだなと思われるかもしれませんが、これまで問題が発生したことはありません。むしろ、冬のお風呂でもひんやりすることなく、食器を落としても割れにくいところ、10年経っても経年変化が少ないところがとても気に入っております。
問題は色味なんですよね。
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もう少し、違う色味がほしいのです。シャープさがほしい。
10年以上探しているのに見つからないから、色味は我慢しないといけないのかなと思っていたところ、モダンリビングで見つけちゃいました。
AD WORLDさんのショールームに行かないと!
柔らかな石タイル
ご紹介いただいた製品はポルトガルのコルク・コンフォート。コルクの分野で150年間トップシェアを守るコルティセイラ・アモリン社の製品でした。
石タイルのような印象なのに、コルクの柔らかであたたかな感触はそのまま。色味もいい感じです。床暖対応もOK。
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お話を伺う中で、我が家のメンテナンスが間違っていたかもしれないことにも気づきました。猫がいますから、洗剤などは基本使いたくないわけです。そこで通常の掃除機での掃除に加え、スチームクリーナーを多用しているのですが、コルクは基本、スチームクリーナーは使わないほうがよいとのこと。あらら。
また、コルクは伐採することなく何度も樹皮を剥がして生産されるため、環境負荷の少ないサステナブルな素材なのだそうです。環境を意識してコルクを選んだ訳ではありませんでしたが、少し意識高めに見えていたでしょうかw
ショールームにいくと勉強になります。
フローリングの存在感に驚く
せっかくショールームに伺いましたので、そのほかの床材も見せていただきました。
特にフローリングの奥深さにびっくり。
猫のグリップが弱そうという理由で、これまでフローリングは一度も検討したことがありますせん。よって私のフローリング知識は、「無垢材は高級」「材と太さを選ぶ」という程度。
ところがAD WORLDさんが扱われているフローリング床材は、無垢材を材の色のまま使うのではなく、染色したり、形状に工夫したり、本当に多様。
形状だけでなく、同じ形状でもはりかたも様々。ヘリンボーンは長方形の組み合わせですが、台形のもの、菱型のもの、ビスケット状のものなど、形状が違えば、そりゃいろいろになります。
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形状が普通の短冊状でも、染めたり、プリントしたり。
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medocは特に素晴らしく、この床がある空間の上質感が半端ない。
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下世話な私は思わず、「おいくらくらいなんでしょうか」と聞いてしまいました。
8万円/㎡!
豪邸にはこういう床が似合いますね。素敵な床材って空間の質を変えるのです。
写真がいまいちで、感動が伝わらなくて申し訳ない…。
ちなみに、少し前までは短冊の幅は太目がはやりだったそうですが、最近は細目に流行りが移りつつあるそうです。
AD WORLDさんでは壁材も提供されていました。こちらは、これまで捨てていたバナナの茎をアップサイクルしたもの。4万円/平米。
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水やエネルギーには配慮していましたが、素材で環境負荷をさげることまで考えていませんでした。環境というより、デザインで選択したいところですが、うーん、結構お高い。どこまでこだわるか悩ましいです。
まとめ
フローリング、奥深いですね。
もうちょっと勉強しようと、OZONEに行ってきました。こちらにも無垢材の床材専門店が出ていましたが、8万円/㎡の床をみてしまうと、3万円/㎡の床が普通に見えてしまいます。
よいものを見ると目が肥えて、よいのかどうか。
私は最終的にどんな床にするのだろうかと、今から楽しみです。
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