運び湯で気分爽快 ~熱海の崖に家を建てる【設備編】
みなさんこんにちは。かとうゆりです。
3月は本当に大変な1か月でした。
我が家は愛猫2頭(15歳の兄妹)と夫婦の4人暮らし。
愛猫の1頭が腎臓系で具合が悪くなってしまったのです。
夜間の緊急通院、その後の毎日通院を経て
先週やっと自宅療養に移りました。
毎日の皮下点滴と朝晩のシリンジ給餌です。
おかげさまで少しづつ回復しており
リビングにうろうろ出てきたり
おなか撫でて、と要望してきたり
少しだけ、自分でご飯食べたり。
飼い主としては、できるだけ長く一猫さんの傍にいたいけれど、ソメイヨシノ前線とともにタケノコが出てきているかもしれません。
せっかく2年半かけて整備した森なので
うっかりタケノコ生え放題にするなんて
それはそれで見過ごすこともできないわけです。
人間もずっと家に籠っていると気分が落ち込んできちゃうしね。
幸い、猫さんは日中だけならお留守番できそうです。
そこで、朝4時半に起きてご飯を食べさせ、6時に出発、午前中だけ山の整備をし、いつもならお風呂に入るところを運び湯をして自宅でお風呂に入ることで、最小限の時間で気分転換と森の整備をやりきる作戦に出ることにしました。
タケノコはまだでした。
今日は運び湯の報告です。
運び湯、いいですよ。
函南町営温泉スタンドにGO!
熱海の崖の家から一番近い温泉スタンドはどこか。いろいろ検索した結果、今回は、函南町営温泉スタンドにお邪魔することにしました。
調べるとね、伊東小涌園や
箱根きのくにや旅館にも温泉スタンドがあるようです。
シリーズ記事書けそうですね(笑)。
ナビに「函南町温泉スタンド」と入れると、普通の住宅街に誘導されます。広い駐車場とともに温泉スタンド発見。
なんと、50リットル80円!さすが町営。
竹炭消火用に購入した20リットルのポリタンク×2に温泉投入。
残った10リットルは側溝に廃棄。
運び湯開始です。
温泉1割でもお湯が違う!
自宅に帰り、猫さんの無事を確認、ご飯を食べてもらい、早速お風呂の準備を始めます。
温泉投入!
我が家のお風呂は400リットル弱のお湯が入ります。20リットル×2だと、投入する温泉の量は40リットル、1割にすぎません。
正直、あまり期待していなかったのですけど、これがね、白湯とは全然違うのです。
お湯がトロンとして、触った瞬間、「温泉だ~」とわかる。
毎週温泉に入っている身としては、白湯だと体が温まるのに時間がかかるのが最近の悩みだったのですが、さすが温泉、1割でもあっという間に体が芯から温まります。
そして、冷えない。
温泉パワー凄し!!
問題は車からお風呂までのお湯の運搬
と書くと、いいことずくめのようですが、1点だけ問題あり。
温泉スタンド→ポリタンク(車)は問題なし。
問題は、ポリタンク(車)→自宅の風呂の運搬。
我が家は現在、3階に住んでいます。20リットルの温泉が入ったポリタンクを運び上げなければなりません。まあね、私ではなく夫が運びますので、私的にはノープロブレムですが、夫は相当ヒイヒイ言っておりました。お風呂に入る前は、口にこそ出しませんでしたが、本心は「二度とやらん!」だったのではないでしょうか。お湯のよさに、入浴後は「次はどこの運び湯しようか」に変わりましたけどね。
熱海の家で同じことをやろうとした場合、車に積んだポリタンクからお風呂までの動線が重要です。そもそも、今回は1割温泉でしたが、函南温泉は200リットルでも300円。5割温泉入りたーい!200リットル、どう運ぶか。
まずは、200リットルのポリタンク。畳めないと邪魔っぽいですよね。ネットで探すと、折り畳み式のタンク見つけました。
車からお風呂まで、人力搬送は腰を悪くしそうです。マキタのスプリットモータ用の別売アクセサリ ポンプアタッチメント PF400MPと長いホースを使って、車に積んだ折り畳みタンクから直接お風呂に温泉を注入。
なんか、できそうですね!
まとめ
猫の介護がきっかけで思いついた運び湯。思いがけず素晴らしかったです。我が家は熱海温泉をひきませんが、運び湯とすることで、函南、伊東、箱根、湯河原、下田と、様々なお湯を楽しめそう。それはそれで贅沢ですよね!
もちろん、地元熱海のお湯も運び湯したい!ネットで探す限り、現状熱海に温泉スタンドはないようです。地元で温泉プロジェクトが動いているようですので、そこに温泉スタンドを入れ込んでほしいなあ。
関係者のみなさん、どうぞよろしくお願いいたします。